穀物4品見通し=コーンは南米諸国の生育不安や米作付縮小観測受け底固い

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
<大豆>
 シカゴ大豆5月限は2月末に値位置を切り上げて以降、1160セントを下値支持線
にしての高下が続いている。3月末には米中首脳会談を控えているなか、中国による米
国産大豆購入増加が期待されていることが買い支援要因となっている。
 また、アルゼンチンでの乾燥傾向やブラジル産地北部での降雨による作柄低下の可能
性も新たな買い支援要因として浮上しているうえ、中東情勢不安を受けた原油の堅調も
大豆油高を促す強気要因となっている。
 3月を迎え今春の米国の作付への意識が高まる時期を迎えているが、需給要因に支え
られ、堅調に推移が見込まれる。10日に米農務省(USDA)から発表される月例需
給報告に注意が必要だ。
<コーン>
 シカゴコーン5月限は440セント台後半〜450セント前後での高下が続いてい
る。南米の主要生産国であるアルゼンチンでの乾燥懸念に加え、ブラジルではサフリー
ニャコーンの生育期を迎えるなかで土壌水分が低水準にあるなど、南米諸国の生育懸念
が高まっている。
 特にブラジルのサフリーニャコーン生産量は同国の全体の70%程度を占めるため、
サフリーニャコーンが生育不良となれば世界的な需給が引き締まる可能性がある。
 今春の米国のコーン作付面積縮小観測も下支え要因となるなか、中東情勢不安を受け
た大豆高や、米産地の土壌水分不足懸念を受けた小麦の堅調も買いを支える材料となっ
ているだけに、引き続き450セント前後で高下すると予想される。大豆と同様に10
日に米農務省(USDA)から発表される月例需給報告に注意が必要だ。
<小豆>
 取組はゼロであり、引き続き手出し難となっている。
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