−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−- 海外主要銘柄の中心限月の相場表(限月、終値、前営業日比) NY金 2026/4 5,158.7 + 80.0 シカゴ大豆 2026/ 5 1,200.75 +21.50 NY銀 2026/5 8,462.5 + 244.4 シカゴコーン 2026/ 5 460.50 + 7.00 NYプラ 2026/4 2,148.7 + 19.4 NY原油 2026/ 4 90.90 + 9.89 NYパラ 2026/6 1,664.50 + 14.50 ドル・円 157.94 + 0.41 *ドル・円は日本時間の午前5時30分現在。貴金属、原油、大豆、コーンは暫定値。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ◎NY外為=ドル円は一時158円台前半まで上伸 為替市場、ドル円は一時1ドル=158円台前半まで上伸した。2月米雇用統計は、 非農業部門雇用者数(NFP)が予想外の減少となり、発表後にドル売りが強まった。 NFPは9.2万人の減少となり、失業率も4.4%に上昇。米国債利回りは低下し、 FRBの利下げ期待を復活させ、為替市場もドル安の反応が見られた。 しかし、直ぐにその下げを戻し、ドル円は158円台に上昇。トランプ大統領の発言 に反応した模様。大統領はイランとの交渉について「無条件降伏以外の合意はない」と 表明。さらに、「降伏の後に素晴らしく受け入れ可能な指導者が選ばれれば、米国と勇 敢な同盟国・パートナーとともに、イランを破滅の瀬戸際から立て直すために全力で取 り組む」と語った。中東混迷の長期化への警戒感を強め、ドル高が再び強まった。 ドル円は158円台に入ると戻り売りも出たが、157円台半ばで買い支えられ、 午後は157円台後半で堅調に推移した。 ◎NY貴金属=金・銀は地政学的リスクで大幅反発、PGMは反発 ニューヨーク金、銀は大幅反発。 金4月限は大幅反発。時間外取引は、ドル高が圧迫要因ながらイラン戦争の長期化懸 念から買いが先行し、20ドル近い上げ幅を維持し、小高く推移。日中取引では、2月 の米雇用統計が弱気の数字となり、米利下げ期待が再浮上、米長期金利が小幅に低下し たことが追い風となった。トランプ米大統領がイランとの交渉について「無条件降伏以 外の合意はない」と表明。「降伏の後に素晴らしく受け入れ可能な指導者が選ばれれ ば、米国と勇敢な同盟国・パートナーとともに、イランを破滅の瀬戸際から立て直すた めに全力で取り組む」とイランへの軍事行動、制圧に強硬姿勢を崩していないことで地 政学的リスクの買いが膨らみ一段高となった。米国株が大幅安となり、安全資産として の買いが活発化し、一時100ドルを超える上昇となった。 銀5月限は大幅反発。時間外取引から買い優勢となり、40セント超の上昇で推移し た。日中取引は金の上げ幅拡大と歩調を合わせ、一段高となり、終盤は250セント近 い上げ幅を維持して推移。 プラチナ系貴金属(PGM)は総じて反発。 プラチナ4月限は反発。時間外取引では、金、銀が小高く推移につれ高となり、買い 優勢もイラン戦争の長期化懸念で世界景気の悪影響から需要減少不安もあり、小幅高に とどまった。日中取引では、2月の米雇用統計が弱気の数字となり、序盤に上げ幅拡大 も米国株が大幅反落となり、リスク回避の動きが強まり、上げ幅を削り、一時2100 ドル割れまで軟化。後半から終盤は金、銀の大幅反発に支援され、上昇。上値は重く推 移したが、終盤から引け前に上げ幅を拡大した。 パラジウム6月限は反発。時間外取引は小高く推移し、1ケタ高で推移。日中取引は 一時、2ケタ安まで下落したが、1630ドルが支持線となった後、切り返し、堅調に 推移した。 ◎LME=アルミ・ニッケルは供給不安から大幅反発、銅は小幅続落 アルミ3カ月物は反発。3294.50ドルで小幅続落で取引を開始したが、その後 は米国の時間帯にかけて値位置を切り上げげた後、ジリ高で推移。中東不安の拡大や米 国のイランへの軍事行動の長期化を受けた供給不安が買いを支援した。3380ドル台 に達したところでもちあう場面が見られたが、3380ドルを上抜いたことで急速に値 位置を切り上げて3449.50ドルの高値まで一気に浮上。売り方の買い戻しで踏み 上げ相場もようとなった。3400ドルまで値を落としたところで再び買い戻され、高 値に近い水準で取引を終えた。 銅3カ月物は小幅続落。3ケタ安の前日の軟調な流れを引き継ぎ1万2899.50 ドルで続落して取引を開始。取引開始早々に買い戻されて1万3000ドル台を回復し て、一時1万3010ドルの高値に達する場面も見られた。アジアの時間帯を通して1 万2940ドルを下値支持線とした高もみとなったが、欧州の時間帯を迎えると軟化。 中東不安に加え、原油高による欧州での利下げ観測後退を受けて欧州株が軟調となった ことが重石となった。米国の時間帯を迎えても1万2900ドルを上値抵抗線にしての 低迷が続き、小幅安で引けを迎えた。 ◎NY原油=大幅続伸、供給不安から90ドル台まで上伸 ニューヨーク原油の2026年4月限は大幅続伸。トランプ米大統領がイランへの軍 事行動に対し、強硬姿勢を崩さず、イラン戦争が長期化するとのシナリオから供給不安 が一段と強まり、時間外取引から一段高となり、欧州時間は86ドル台まで上昇。日中 取引開始後も上伸の勢いは続いた。2月の米雇用統計が予想外の弱気の数字となり、米 利下げ期待がわずかに再燃したが、米国株は大幅安。米国株の下落は需要面から弱材料 ながら後半に入っても上伸が続き、90ドル台まで買われた。短期的な買い過剰感が台 頭したが、90ドルの大台を維持して推移した。 ◎シカゴ大豆・コーン=続伸、中東情勢不安を受けた原油高や南米の生産不安で 大豆は期近から大幅続伸。 中東不安の拡大や長期化が警戒されて原油堅調となるなか、今春の生育コストの上昇 が警戒されて買い優勢となった。また、アルゼンチン、ブラジルと主要産地の一部での 乾燥傾向やブラジル北部は降雨過多による作柄低下に対する警戒感も引き続き買いを支 援した。 コーンは続伸。 今春の米産地での作付縮小の可能性が引き続き強気材料となった。また、小麦・大豆 がそれぞれ期近の主要限月が20セントを上回る上げ幅を記録する大幅高となったう え、原油高を受けた生産コストの上昇観測が強気材料視された。 MINKABU PRESS
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