前週のトウモロコシ相場は440セント台で売買が交錯した後、460セント台に乗 せる展開になった。価格上昇でも輸出環境が良好なことが好感されている。南米産の出 荷時期だが、米国産トウモロコシには価格競争力があり、需要の底堅さが目立つ。現物 相場主導で上値追いの展開になった。また、イラン情勢緊迫で原油相場が急伸したこと もポイティブ。大豆相場は1180セント台までじり高の展開になった。原油高を手掛 かりに上値追いの展開になった。中国の買い付けは抑制されているが、油脂植物の観点 から底堅く推移した。 今週のトウモロコシ相場は、押し目買い優勢の展開が続く見通し。このまま輸出需要 が大きく損なわれるようなことがなければ、じり高の展開が続く見通し。特に原油高環 境からの支援も見られると、460セント台定着から一段高を打診する見通し。大豆は 原油高環境が続くと、じり高の展開になる。ただし、中国の買い付け拡大がみられない 状況が続くと、徐々に上値が重くなる見通し。10日に米農務省(USDA)需給報告 が発表されることがイベントリスクになる。 予想レンジは、トウモロコシが455〜465セント、大豆が1170〜1230セ ント。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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