前週は5400ドル台に乗せた後、5100ドル台まで反落する展開になった。米国 とイスラエルがイランに対する攻撃に踏みきったことを受けて、戻り高値更新が続い た。しかし、その後は原油高によるインフレ懸念が米金利上昇、そして有事のドル買い がドル高を促したことが嫌気され、調整売り優勢の展開になった。株価が不安定化した ことで、キャッシュ化目的の売り圧力も見られた。5000ドル水準では下値をサポー トされたが、5週間ぶりに下落した。 今週は売買が交錯する展開になりやすい。地政学リスクの高まりは引き続きポジティ ブであり、米金利上昇・ドル高圧力が一服すると、押し目買いが誘われやすい環境にあ る。一方で、インフレ懸念の米金利上昇、有事のドル買いが続いた場合には、大きく上 値を切り上げる展開にはなりづらい。上昇基調が崩れる兆候は乏しいが、イラン情勢は 先行き不透明感が強く、売買が交錯しやすい。 予想レンジは4900〜5400ドル。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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