【↑】日経平均 大引け| 大幅続伸、半導体株高で5万5000円台回復 (3月11日)

配信元:株探
著者:Kabutan
日経平均株価
始値  54917.93
高値  55745.38
安値  54882.58
大引け 55025.37(前日比 +776.98 、 +1.43% )

売買高  28億6195万株 (東証プライム概算)
売買代金 7兆2986億円 (東証プライム概算)

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■本日のポイント

 1.日経平均株価は大幅続伸、フシ目の5万5000円台回復
 2.前日の米株市場まちまちも、半導体株高が追い風材料に
 3.米オラクルが決算発表後に時間外急騰、投資家心理改善
 4.買い一巡後は伸び悩む、個別株も戻り売り圧力が顕在化
 5.値上がり銘柄は後場に入り減少、全体の65%にとどまる

■東京市場概況

 前日の米国市場では、NYダウは前日比34ドル安と反落した。中東の軍事衝突を巡る不透明感から売りが優勢となった。

 東京市場では、幅広い銘柄に買いが優勢となり、日経平均株価は続伸し、フシ目の5万5000円台を終値で回復した。

 11日の東京市場は、リスク選好の地合いが継続、日経平均は700円を超える上昇となった。前日の米国株市場では方向感の見えにくい展開でNYダウは小反落となったものの、半導体主力株に買われる銘柄が多く、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は続伸。円安進行や原油市況の上昇一服と合わせ東京市場でも半導体セクターに追い風となった。また、米国時間の取引終了後に開示された米オラクルの決算は市場予想を上回る好内容となり、時間外取引で大幅高に買われたことで、これも投資家心理を強気に傾ける背景となった。ただ、買い一巡後は全般やや上値の重さが意識された。個別株も後場に戻り売り圧力が顕在化する銘柄が増え、プライム市場の値上がり銘柄数は前引けから300以上減少した1000あまりで、全体の65%にとどまった。

 個別では、キオクシアホールディングス<285A>が連日の大幅高となり、売買代金2位に食い込んだ任天堂<7974>も大きく株価水準を切り上げた。ソフトバンクグループ<9984>が高く、フジクラ<5803>、古河電気工業<5801>など電線株への買いも継続した。JX金属<5016>が物色人気となり、レーザーテック<6920>、ディスコ<6146>、アドバンテスト<6857>など半導体製造装置関連も堅調だった。ジャパンディスプレイ<6740>が活況高。レゾナック・ホールディングス<4004>が急騰、フルヤ金属<7826>、武蔵精密工業<7220>なども値を飛ばした。

 半面、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>、三井住友フィナンシャルグループ<8316>などメガバンクが冴えず、ファーストリテイリング<9983>も下落した。NEC<6701>が下落、日立製作所<6501>も軟調だった。リクルートホールディングス<6098>も売りに押された。MonotaRO<3064>が急落、ライフドリンク カンパニー<2585>、ネットプロテクションズホールディングス<7383>、Appier Group<4180>なども大幅安。

 日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はアドテスト <6857>、SBG <9984>、フジクラ <5803>、東エレク <8035>、任天堂 <7974>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約552円。
 日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はファストリ <9983>、TDK <6762>、KDDI <9433>、オリンパス <7733>、リクルート <6098>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約120円。

 東証33業種のうち上昇は28業種。上昇率の上位5業種は(1)非鉄金属、(2)その他製品、(3)海運業、(4)電気・ガス、(5)ガラス・土石。一方、下落率の上位5業種は(1)銀行業、(2)保険業、(3)サービス業、(4)小売業、(5)水産・農林業。

■個別材料株

△グリーンエナ <1436> [東証G]
 系統用蓄電池事業が牽引し5~1月期営業益は2.4倍。
△大盛工業 <1844> [東証S]
 完成工事の設計変更増額があり上期業績は計画上振れで着地。
△JDSC <4418> [東証G]
 船主向け「AI番頭」が経産省・NEDOのコンペで最終審査へ。
△JX金属 <5016> [東証P]
 生産能力増強で生成AI時代の半導体成膜材料ニーズ囲い込み。
△浜ゴム <5101> [東証P]
 SMBC日興証券が投資評価「1」へ引き上げ。
△アドテスト <6857> [東証P]
 SOX指数上昇好感し75日線ターニングポイントに戻り足継続。
△任天堂 <7974> [東証P]
 スイッチ2向けゲームソフトの大ヒットで大口資金の参戦も。
△良品計画 <7453> [東証P]
 2月の中国大陸売上の急回復を好感。
△カナモト <9678> [東証P]
 第1四半期経常益14%増と好発進を評価。
△SBG <9984> [東証P]
 米オラクルが好決算発表し時間外で上昇。

▼モノタロウ <3064> [東証P]
 2月増収率の鈍化を嫌気。
▼ウェーブHD <7940> [東証S]
 旧村上系が1株1070円で非公開化を提案


 東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)Jディスプレ <6740>、(2)レゾナック <4004>、(3)キオクシア <285A>、(4)任天堂 <7974>、(5)フルヤ金属 <7826>、(6)カナモト <9678>、(7)武蔵精密 <7220>、(8)古河電 <5801>、(9)Bガレージ <3180>、(10)ツガミ <6101>。
 値下がり率上位10傑は(1)モノタロウ <3064>、(2)Lドリンク <2585>、(3)ネットプロ <7383>、(4)Appier <4180>、(5)ネオジャパン <3921>、(6)オリンパス <7733>、(7)日本MDM <7600>、(8)Sansan <4443>、(9)マネフォ <3994>、(10)NEC <6701>。

【大引け】

 日経平均は前日比776.98円(1.43%)高の5万5025.37円。TOPIXは前日比34.57(0.94%)高の3698.85。出来高は概算で28億6195万株。東証プライムの値上がり銘柄数は1030、値下がり銘柄数は509となった。東証グロース250指数は780.04ポイント(7.51ポイント高)。

[2026年3月11日]


株探ニュース

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