[今夜の視点]海外原油=続伸か、オマーンの中核輸出港から船舶が退避

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 時間外取引でニューヨーク原油4月限は前日比6.97ドル高の94.22ドルで推
移。本日これまでのレンジは88.61〜95.97ドル。
 今晩の海外原油は続伸か。オマーンのサラーラ港が攻撃を受けたことから、当局が中
核的な石油輸出ターミナルであるミナ・アル・ファハルから船舶の退避を勧告したと伝
わったことが相場を押し上げるだろう。オマーンはホルムズ海峡の外側に位置し、封鎖
の影響を受けておらず、中東で正常な供給が可能な数少ない石油ターミナルだったが、
オマーン当局の判断ではリスクが高まっているようだ。ミナ・アル・ファハルからの輸
出量は日量100万バレル規模で、同国の石油輸出をほぼ一手に担っており、現在の供
給不足の石油市場にとってかなり貴重な存在。
 また、中東のなかで原油輸出をなんとか継続しているサウジアラビアも継続的に攻撃
を受けており、アル・アラビーヤによると、サウジ当局はこれまで151機のドローン
を撃墜した。このうち54機は同国のシーバ油田を狙ったという。サウジの東西パイプ
ラインや、紅海の輸出港ヤンブーも安全であるとは言えず、供給下振れに神経質に反応
する相場が続くだろう。サウジの東西パイプラインは今や中東産原油供給の生命線であ
る。
<今夜の予定>
◆ トルコ ◆
【経済】16:00 国際収支 2026年1月(トルコ中央銀行)
【経済】20:00 金融政策決定公表(トルコ中央銀行)
◆ イギリス ◆
【納会】--:-- ガスオイル 2026年3月限(ICE EUROPE)
◆ 南アフリカ ◆
【経済】18:00 国際収支 2025年10-12月期(南アフリカ準備銀行)
【経済】20:00 製造業生産 2026年1月(南アフリカ統計局)
◆ アメリカ ◆
【経済】21:30 新規失業保険申請件数(労働省)
【経済】21:30 生産者物価指数 2026年2月(労働省)
【農産】21:30 週間穀物輸出成約高(USDA)
◆ カナダ ◆
【経済】21:30 貿易収支 2026年1月(カナダ統計局)
【経済】21:30 卸売売上高 2026年1月(カナダ統計局)
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