シカゴ大豆の夜間取引は堅調。前日のストップ安で投げ残し(前日損切りできなかっ た買い玉)の手じまい売りで寄り付きは一段安となったものの、それが一巡すると安値 から戻す展開となった。5月限は1150セント台割れから1160セント台前半まで 戻してる。 前日は「トランプショック」となった形だが、その余波が今夜も続くのか否かに注目 したい。後述するように大口投機玉の買い越しが膨らみ過ぎていたのが暴落の誘因であ り、高値買い付き玉が整理されたとみれば、相場展開的にはこのまま水準固めに移行し てもおかしくない。 今後は5月からの米国産大豆の作付け本格化を前にして、3月末の作付意向面積に対 する思惑が注目されるが、肥料価格高騰懸念は大豆の作付け拡大につながることは考え ておく必要があろう。 前日のシカゴは暴落。後述する統計面では支援材料があったものの、期待されていた パリでの米中閣僚級協議で目新しい成果がなく、逆にトランプ米大統領が4月に予定さ れていた米中首脳会談をイランとの交戦状態であることを理由に1カ月延期したい旨の 発言をしたことで、失望売りが殺到した。 もともと実際に中国向けの輸出成約がない状態で、期待だけで上昇してきた相場であ り、また直近の大口投機玉の買い越しが23万枚を超えて、昨年12月初旬以来の高水 準まで膨らんでいたことが仇となった。パニック的な手じまい売りで、期近2本が70 セントのストップ安。新穀11月限も40セントを超える急落となった。 週間輸出検証高は96万トン台と好調だった。米油糧種子加工業者協会(NOPA) の2月の大豆圧砕高も2億0900万Bu(事前予想レンジ:1億9900万〜2億 0600万Bu)と予想レンジ上限を上回り好調だった。 5月限は1155.25セントのストップ安で引けた。2月中旬のもみ合い水準だっ た1150セントのエリアまで大きく崩れた。 <今夜の予定> ◆ ドイツ ◆ 【経済】 19:00 景況感指数 2025年3月(ZEW) ◆ アメリカ ◆ 【経済】 21:30 住宅着工・許可件数 2026年2月(商務省) 【経済】 21:30 輸出入物価指数 2026年2月(労働省) 【経済】 23:00 中古住宅販売仮契約指数 2026年2月(全米不動産協会) 【経済】 連邦公開市場委員会(FRB) 【工業】 3/18 05:30 週間石油統計(API) MINKABU PRESS *予定は発表元の都合により、変更される可能性があります。 *海外の発表時間は日本時間で表示してあります。
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