NY原油市況=期近から急伸、米国のイランへの地上部隊派遣検討の報で

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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ニューヨーク原油(NYMEX)
              始 値     高 値   安 値  帳入値   前日比
  2026/04     95.00      99.67      93.42      98.32      + 2.18
  2026/05     94.46      98.75      92.47      98.23      + 2.68
  2026/06     91.86      95.40      89.68      94.74      + 1.78
  推定出来高        前日出来高      前日取組高 (前々日比)
     未入電            1,833,647             2,021,186   (- 53,540)
                    帳入値  前日比
ヒーティングオイル  2026/04     460.84    +26.64
                   2026/05     424.25    +14.61
改質ガソリン        2026/04     328.62    +15.91
                   2026/05     323.19    +13.41

注:4本値は立会い取引終了までの値段で、立会い取引終了後の電子取引の値段は含み
  ません。電子取引が立会い取引までの高値および安値を更新した場合、相場表の高
  値および安値と市況内の相場表の4本値は異なります。
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 ニューヨーク原油は期近から急伸。終値の前営業日比は、期近2限月が2.18〜
2.68ドル高、その他の限月は0.12〜1.78ドル高。中心限月の5月限は
2.68ドル高の98.23ドル。
 米CBSが米国がイランへ地上部隊派遣の準備を行っていると報道したことで、再び
地政学的リスクの高まりから買われる展開。株式や他の商品がリスクオフの動きで売ら
れるなか、石油系だけが独歩高の様相となった。
 イランがクウェートの製油所を攻撃したことや、イラクが「フォースマジュール(不
可抗力宣言)」を外国石油企業によって開発されたすべての同国の油田に対して出した
ことも供給障害懸念を増大させた。
 5月限は、アジアの時間帯の時間外取引での92ドル台からほぼ一貫して右肩上がり
の展開となり、欧州の時間帯の前半には96ドル台に乗せた、その後いったん94ドル
台まで反落したものの、米国の時間帯に入ると、再び騰勢を強めて後半には98ドル台
まで急伸して高値は98.75ドルだった。
 なお、この日納会した4月当限の高値は99.67ドルで、100ドル納会とはなら
なかった。
 19日にイスラエルのネタニヤフ首相がイランへの地上部隊派遣の必要性に言及した
が、この日は米CBSが、複数の国防総省関係者談として、米国がイランへの地上部隊
派遣に向けた詳細な準備を進めていることを報じた。
 ただ、レビット米大統領報道官はこの報道を否定した。

 クウェート通信によると、クウェートの製油所がこの日、多数のドロー攻撃を受けて
火災が発生して稼働を停止した。イランの報復攻撃とみられている。
 米ベーカー・フューズによると、稼働中の米国内の原油掘削装置(リグ)数は414
基と、前週比2基増加した。

 改質ガソリン、ヒーティングオイルともに期近から大幅続伸。原油の騰勢が止まらな
いことで期近から急騰した。
今日の材料
・米国、イランへの地上部隊派遣を検討=米CBS報道
・クウェートの製油所がドローン攻撃で稼働停止
・イラクが全油田にフォースマジュール(不可抗力条項)をを発令
・稼働中の米国内の原油掘削装置(リグ)数は414基と、前週比2基増加
 =米ベーカー・フューズ
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