前週は100ドル水準で底堅く推移した。週明けの取引では、米軍がイランのカーグ 島を攻撃したとの報を受けて、102.44ドルまで上昇した。しかし、その後は押し 目買いと利食い売りが交錯する不安定な地合になった。イラン情勢は依然として不透明 感が強い。イランと周辺諸国の石油関連施設が攻撃を受けていることに加えて、ホルム ズ海峡の封鎖も続いている。ただし、急ピッチな値上がりで過熱感も強く、売買が交錯 している。 今週はイラン情勢次第の展開が続く。イランの戦闘が終結せず、ホルムズ海峡の封鎖 継続、中東で石油関連施設に対する攻撃といった動きが続くと、上振れリスクを抱え る。特に米軍のカーグ島攻撃、イランによるタンカー攻撃といった更に緊張感を高める 動きがみられると、急伸する可能性がある。逆にイラン情勢の緊張緩和期待が高まる と、急落する可能性も抱えている。イラン情勢次第で、上下双方に大きめのレンジを想 定しておく必要がある。 予想レンジは90.00〜110.00ドル。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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