前週は370円台で売買が交錯した後、360円台後半まで小幅下落する展開になっ た。イラン情勢の緊迫化でエネルギー価格が高騰していることはポジティブ。合成ゴム 価格は堅調に推移している。また、減産期の下値サポートも続いている。ただし、世界 経済の減速懸念から株価が急落し、さらにゴムの需要不安が高まっていることはネガテ ィブ。強弱材料交錯で決め手を欠いたが、週末にかけてはやや需要不安の織り込みが優 勢になった。 今週は上値の重い展開になりやすい。マーケットの関心が世界経済の減速にシフトし つつあり、作業用素材市況全体が弱含んでいる。このままイランの戦闘が続き、株価急 落といった動きがみられると、360円台にコアレンジが切り下がり、下値切り下げが 打診される。ただし、原油相場が急伸する、イラン戦争の終結期待から投資家のリスク 選好性が高まるといった動きが強まると、370円台に反発しよう。 予想レンジは355〜375円。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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