[今夜の視点]海外原油=続伸か、イラン戦争の激化を警戒

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 時間外取引でニューヨーク原油5月限は前日比0.07ドル高の98.30ドルで推
移。本日これまでのレンジは96.75〜101.50ドル。
 今晩の海外原油は続伸か。ニューヨーク原油は当業者の売りから上値が抑えられてき
たが、1バレル=100ドルを突破して買いが強まるだろう。イラン戦争の終わりは見
えておらず、ホルムズ海峡の実質的な封鎖が解除される見通しは今のところない。ま
た、トランプ米大統領がイランに対する48時間の最後通牒を発表しており、中東の石
油インフラの被害がさらに拡大する可能性が高い。イスラエルや米国寄りであるアラブ
首長国連邦(UAE)やバーレーン、クウェートなどがイランとの武力衝突に近づいて
いるように見えることや、まもなくカーグ島などで地上戦が始まる見通しであることも
相場を押し上げるだろう。
 ただ、インフレ高進見通しや金融引き締め懸念から株式市場や国債市場が不安定化し
つつあり、耐えきれなくなった投資家がリスク資産の見切り売りや米国債の処分を始め
るようだと、武力衝突にブレーキがかかる可能性が高い。イランを除き、世界的な株安
や国債安に目を瞑ってまで戦争を続けようとする国は少ないと思われる。
<今夜の予定>
◆ トルコ ◆
【経済】16:00 消費者信頼感指数 2026年3月(トルコ統計機構)
◆ アメリカ ◆
【農産】3/24 00:00 週間穀物輸出検証高(USDA)
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