日経平均株価 始値 52468.72 高値 52479.81 安値 50688.76 大引け 51515.49(前日比 -1857.04 、 -3.48% ) 売買高 26億8014万株 (東証プライム概算) 売買代金 7兆8003億円 (東証プライム概算) ----------------------------------------------------------------- ■本日のポイント 1.日経平均は続急落、一時5万円トビ台まで下落 2.トランプ発言により、中東有事の地政学リスクが増幅 3.中東情勢の一段の緊迫化受けた原油市況の高騰を警戒 4.長期金利も一時2.32%まで上昇、弱気傾斜を助長する 5.値下がり銘柄数1500超でプライム市場の95%が下落 ■東京市場概況 前週末の米国市場では、NYダウは前日比443ドル安と3日続落した。米軍がイランに対する軍事攻撃を拡大する可能性が警戒され、リスク回避の売りが優勢となった。 週明けの東京市場では、主力株をはじめ広範囲に売りが広がり、日経平均株価は3連休前の前週19日に続き連日の大幅安となった。 23日の東京市場は、リスク回避目的の売りが噴出し、ほぼ全面安商状となった。日経平均は一時2600円以上の下落で5万円トビ台まで水準を切り下げる場面があった。その後はやや下げ渋ったとはいえ、取引後半は5万1000円台半ばでのもみ合いが続いた。米国・イスラエルとイランの軍事衝突に終息の気配がなく、トランプ米大統領がイラン側に対し、48時間以内にホルムズ海峡を開放しなければ、イランの発電所を攻撃する考えを表明したことから、これに伴う一段の地政学リスクの高まりが嫌気された。WTI原油先物価格は1バレル=100ドル近辺で高止まりした状態にあり、足もとの円安と相まって、物価高の進行が警戒されている。国内長期債利回りも一時2.32%まで上昇し、1月下旬以来の高水準に達したことで、株式市場には逆風となった。値下がり銘柄数は1500を上回り、プライム上場銘柄の95%強に達した。 個別では、断トツの売買代金をこなしたキオクシアホールディングス<285A>が下値を探る展開となったほか、フジクラ<5803>、古河電気工業<5801>、住友電気工業<5802>など電線大手も下落した。アドバンテスト<6857>、ディスコ<6146>、レーザーテック<6920>など半導体製造装置関連の主力株も軒並み大幅安。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクへの売りも目立つ。三菱重工業<7011>が安く、JX金属<5016>が急落、三井金属<5706>も売られた。ジャパンディスプレイ<6740>、東洋エンジニアリング<6330>はいずれもストップ安となった。 半面、第一三共<4568>が買い優勢だったほか、メイコー<6787>が堅調。シード<7743>、KADOKAWA<9468>、PHCホールディングス<6523>などが大幅高となった。高圧ガス工業<4097>、広島ガス<9535>なども上昇。カカクコム<2371>、ZOZO<3092>なども頑強な値動きだった。 日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄は第一三共 <4568>、テルモ <4543>、ZOZO <3092>、ソシオネクス <6526>、オリンパス <7733>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約13円。 日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はアドテスト <6857>、ファストリ <9983>、東エレク <8035>、中外薬 <4519>、信越化 <4063>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約687円。 東証33業種のすべての業種が下落。下落率の小さかった上位5業種は(1)空運業、(2)情報・通信業、(3)証券・商品、(4)精密機器、(5)ゴム製品。一方、下落率の大きかった5業種は(1)海運業、(2)非鉄金属、(3)不動産業、(4)機械、(5)石油・石炭。 ■個別材料株 △片倉コープ <4031> [東証S] 中東混迷長期化への懸念で肥料関連に思惑的な買いが入る。 △高圧ガス <4097> [東証P] 業績安定拡大の低PBR株でヘリウム調達難巡る思惑も。 △日油 <4403> [東証P] モルガン・スタンレーMUFG証券が投資判断を引き上げ。 △ヒュマメイド <456A> [東証G] リスク回避局面でも高成長性評価の買い意欲が顕在化。 △ステラファ <4888> [東証G] 中国で第1例目のBNCTでの治療を実施。 △PHCHD <6523> [東証P] モルガン・スタンレーMUFG証券が投資判断を引き上げ。 △メイコー <6787> [東証P] 東海東京インテリジェンス・ラボが目標株価を増額。 △ピアズ <7066> [東証G] 25万株を上限とする自社株買いを実施へ。 △明海グループ <9115> [東証S] タンカー関連株への投資マネー攻勢続く。 △カドカワ <9468> [東証P] オアシスマネジメントが大量保有。 ▼中外薬 <4519> [東証P] ロシュが脊髄性筋萎縮症などへの新薬臨床開発を中止。 ▼Jディスプレ <6740> [東証P] 先端工場プロジェクトは対米投融資第2陣に織り込まれず。 東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)シード <7743>、(2)カドカワ <9468>、(3)PHCHD <6523>、(4)多木化 <4025>、(5)日油 <4403>、(6)ギフトHD <9279>、(7)オープンドア <3926>、(8)高圧ガス <4097>、(9)広ガス <9535>、(10)メイコー <6787>。 値下がり率上位10傑は(1)Jディスプレ <6740>、(2)東洋エンジ <6330>、(3)邦チタ <5727>、(4)JX金属 <5016>、(5)ユニチカ <3103>、(6)東京計器 <7721>、(7)KLab <3656>、(8)板硝子 <5202>、(9)タムラ <6768>、(10)フルヤ金属 <7826>。 【大引け】 日経平均は前日比1857.04円(3.48%)安の5万1515.49円。TOPIXは前日比122.96(3.41%)安の3486.44。出来高は概算で26億8014万株。東証プライムの値上がり銘柄数は66、値下がり銘柄数は1515となった。東証グロース250指数は705.16ポイント(39.70ポイント安)。 [2026年3月23日] 株探ニュース
有望株(銘柄)の発掘・選択をサポートするサイトです。株価 ニュース 決算 テーマや企業情報などが満載。 株価変動要因となる情報や株式の売買タイミングに役立つ情報、迅速な投資判断ができる仕組みを提供します。