NY原油市況=暴落、米国とイランが停戦協議を開始か

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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ニューヨーク原油(NYMEX)
              始 値     高 値   安 値   帳入値   前日比
  2026/05     100.51      101.67      84.37       88.13        -10.10
  2026/06     96.91       98.17       81.64       85.37        - 9.37
  2026/07     92.07       93.91       78.88       82.49        - 8.31
  推定出来高        前日出来高      前日取組高 (前々日比)
     未入電              1,167,080             2,011,447    ( - 9,739)
                     帳入値  前日比
      ヒーティングオイル    2026/04     405.60    -55.24
                            2026/05     375.32    -48.93
         改質ガソリン       2026/04     297.49    -31.13
                            2026/05     292.74    -30.45
注:4本値は立会い取引終了までの値段で、立会い取引終了後の電子取引の値段は含み
  ません。電子取引が立会い取引までの高値および安値を更新した場合、相場表の高
  値および安値と市況内の相場表の4本値は異なります。
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 ニューヨーク原油の期近2限月は暴落。期近2限月の前日比は10.10〜
9.37ドル安。その他の限月は8.31〜3.39ドル安。
 トランプ米大統領がイランと対話したことを公表し、イランの発電所やエネルギーイ
ンフラに対するあらゆる軍事攻撃を5日間停止すると発表したことが相場を強く押し下
げた。イランのモハンマド・バーゲル・ガーリーバーフ国会議長はトランプ米大統領の
発言を否定しているものの、英フィナンシャル・タイムズ(FT)によると週末から月
曜日にかけてパキスタンが仲介役となり協議が行われた。
 米アクシオスは、米国とイランの当局者が今週パキスタンで会合を開催する見通しで
あると報道している。イランからはガーリーバーフ国会議長が出席し、米国はウィトコ
フ中東特使やクシュナー氏、バンス副大統領が参加するもよう。なお、イランのアラグ
チ外相はSNSで口をつぐんでいる。
 クレイドルは、イランと米国の仲介役はトルコやエジプトと報道している。アルモニ
ターもトルコが協議を仲介する可能性について伝えた。オマーンやカタールは仲介役と
して浮上していない。
 一方、米軍がイラン上陸に向けて準備を進めているとの報道は懸念要因。トランプ米
大統領が攻撃を停止すると発表した5日間でイランへの地上侵攻の準備が整い、イラン
の石油基地カーグ島などの制圧作戦が始まる可能性が警戒されている。また、トランプ
米大統領が一時停戦を発表した後も、イスラエル軍はイラン攻撃を続けている。
 時間外取引で5月限は101.67ドルまで上振れしたが、買いは続かず。その後一
気に売りが強まると84.37ドルまで暴落。通常取引開始後は、時間外取引の安値圏
でもみ合いとなった。
 改質ガソリンとヒーティングオイルの期近は大幅反落。原油相場に連動した。
今日の材料
・イランが石油・淡水化インフラを攻撃すればサウジは反撃へ=ブルームバーグ
・2200人規模の米海兵隊が27日にも中東海域に到着=米WSJ
・イランは米国の複数の要求に合意=チャンネル12
・この要求にはミサイル開発計画の5年間凍結が含まれる=同上
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