シカゴコーン市況=総じて続落、南米生産国の生育環境改善や小麦安などで

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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              始 値   高 値   安 値   帳入値    前日比
   2026/05    465.25      473.75      456.50      459.50      - 6.00
   2026/07    475.25      484.00      467.50      470.50      - 5.50
   2026/09    477.25      485.50      469.50      472.50      - 5.50
   単位:枚   推定出来高   前日出来高   前日取組高(前々日比)
   先物       556,578       386,558       1,817,385 (+ 18,897)

注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所から
電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払っ
ていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後4
時の数字です。
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*米農務省(USDA)発表の週間純輸出検証高(3月19日までの週)
 コーン:170万0178トン(前週改定値:152万2501トン)
 小 麦: 45万8411トン(前週改定値: 49万8596トン)
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*米気象庁発表の6−10日予報(3月29日〜4月2日)
 コーンベルト西部の気温は平年を上回る。雨量は平年を上回る。
 コーンベルト東部の気温は平年を上回る。雨量は平年を上回る。
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 コーンは総じて続落。終値の前営業日比は6.00セント安〜0.75セント高。中
心限月の5月限は6.00セント安の459.50セント。
 米農務省(USDA)発表の週間輸出検証高は前週を上回ったものの、南米のコーン
主要産地および、米産地の小麦の主要生産地での降雨による生育環境改善期待が重石と
なった。小麦の軟調に追随する売りが見られたことも下落要因となった。
 中心限月5月限は465.25セントで取引を開始した後は欧州の時間帯後半にかけ
て上値探りとなり、一時は473.75セントの高値に達した。欧州の時間帯後半に急
落に転じて460セントを割り込むと急落後の反動から買い戻されたが、戻り待ちの売
りが入り456.50セントの安値まで軟化。安値で買い戻された後も462セントを
上値抵抗線とする低迷となり、460セント割れで取引を終えた。
 米農務省(USDA)発表の3月19日までのコーン週間輸出検証高は170万
0718トンで前週の167万0829トンを上回った。一方の累計は4458万
0849トンで前年の3235万2764トンを約38%上回っている。
*南米諸国の天気概況は以下の通り(民間業者の天気予報を要約)。
 ブラジル産地では20〜21日にかけてほぼ全域で散発的な降雨が発生したが、中部
では局地的な降雨にとどまった。アルゼンチンから移動してくる前線の影響で、今週は
雨がちな天気が続く見通しとなっている。なお週末にかけて雨量は減少するほか、来週
は概ね乾燥した天気となる見込み。これまでのところサフリーニャコーンの生育には地
域によって差がある。
 アルゼンチン産地では前線の影響で20〜21日にかけてほとんどの地域で降雨が発
生。23日も北部ではまとまった雨量を伴う降雨が発生しているうえ、週後半にも降雨
が見込まれる。この雨は穀物にとって好ましいものだが、既に多くの穀物が収穫期を迎
えているため、雨の影響は限られている。

 シカゴ小麦は続落。5月限は小高く寄り付いた後、一段高となり、600セント台ま
で浮上。600セントを支持線とする高もちあいあいとなるなか、605.50セント
の高値を付けたが、産地の降雨による生育環境改善観測を受けて軟化。トランプ米大統
領がイランへの攻撃延期を指示したことが明らかとなったことも重石となった。一時は
今月5日以来の安値まで値を落とした後、買い戻しが下支え要因となったが、軟調のま
ま引けを迎えた。
 中心限月の5月限は前日比7.50セント安の587.75セント。
*米小麦産地の天気概況は以下の通り(民間業者の天気予報を要約)。
 21日〜22日にかけて寒冷前線の影響で強い寒気が流れ込んだ。今週は気温が上昇
する一方で降雨の可能性は限られるだろう。30日の週には気温が上昇し、より広い範
囲でまとまった雨量を伴う降雨が発生する可能性がある。春の作付期を控えているた
め、今後も雨が続くことが望ましい。

今日の材料
・ブラジル産地では20〜21日にかけてほぼ全域で散発的な降雨が発生。
・ブラジル産地では雨がちな天気が続く見通し。
・アルゼンチンでは20〜21日にかけてほとんどの地域で降雨が発生。
・米小麦産地では30日の週には気温が上昇し、より広い範囲でまとまった雨量を
 伴う降雨発生か。

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