NY原油市況=反発、停戦協議開始に懐疑的な見方が多い

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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ニューヨーク原油(NYMEX)
              始 値     高 値   安 値   帳入値   前日比
  2026/05     88.78       93.36       88.50       92.35        + 4.22
  2026/06     86.20       90.53       85.84       89.75        + 4.38
  2026/07     83.51       87.35       83.03       86.78        + 4.29
  推定出来高        前日出来高      前日取組高 (前々日比)
     未入電              1,893,015             1,981,140    ( - 30,307)
                     帳入値  前日比
      ヒーティングオイル    2026/04     429.09    +23.49
                            2026/05     401.33    +26.01
         改質ガソリン       2026/04     314.80    +17.31
                            2026/05     309.46    +16.72
注:4本値は立会い取引終了までの値段で、立会い取引終了後の電子取引の値段は含み
  ません。電子取引が立会い取引までの高値および安値を更新した場合、相場表の高
  値および安値と市況内の相場表の4本値は異なります。
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 ニューヨーク原油の期近2限月は反発。期近2限月の前日比は4.22〜4.38ド
ル高。その他の限月は2.27〜4.29ドル高。
 トランプ米大統領はイランと対話を開始し、停戦協議を始める見通しであると発表し
ているものの、イランはこれを否定し、協議が始まるのか不確実と見られていることが
相場を押し上げた。イラン最高指導者のモジタバ・ハメネイ師はこれまでに米国とは協
議しないと表明している。イランと米国の接触を示唆する報道は多いものの、モハンマ
ド・バーゲル・ガーリーバーフ国会議長を除いて匿名のイラン当局者しか出てきていな
い。ガーリーバーフ国会議長も協議についての報道を否定している。
 ロイター通信によると、米国防総省は米陸軍の精鋭部隊である第82空挺師団から数
千人の兵士を中東に派遣する見通し。3000〜4000人規模になると伝わってい
る。イランと米国の停戦協議が話題の中心ではあるものの、早ければ今週末にも米海軍
を中心とする部隊がイランで地上戦を始める可能性が意識されている。
 イスラエルのチャンネル12が、ウィトコフ米特使とクシュナー氏が策定を進めてい
る仕組みに基づき、まもなく1カ月の停戦期間が発表されると報道したことは引け後の
相場を圧迫した。また、米ニューヨーク・タイムズ(NYT)によると、米国はイラン
に対し戦争終結のための計画を送付し、1ヶ月の停戦を提案した。核能力の解体や制裁
解除を含む15項目の合意を目指すという。
 時間外取引で5月限は堅調。通常取引開始後は93.36ドルまで上値を伸ばした。
ただ、引け後に上げ幅を縮小している。
 改質ガソリンとヒーティングオイルの期近は反発。原油相場に連動した。
今日の材料
・イラクが人民動員隊(PMF)に、米国やイスラエルによる攻撃への対応に利用可能
なあらゆる手段を許可
・イランのブーシェフル核施設敷地内に攻撃か
・サウジのムハンマド皇太子は米国にイランとの戦争継続を要求=米NYT
・英海軍、ホルムズ海峡の封鎖解除を主導へ=ザ・タイムズ
・米国は仲介国を通じてイランに提案を送付=米CBS
・アラグチ外相はウィトコフ米特使に、最高指導者モジタバ・ハメネイ師が協議および
将来的な合意を承認したと伝えた=イスラエル紙イディオト・アハロノト
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