[今夜の視点]シカゴ大豆=作付面積の拡大観測も目先は強弱材料が交錯

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 シカゴ大豆の夜間取引は弱保ち合い。5月限は1150セント台前半から半ばで推
移。
 前日は今年の米国産の作付面積が拡大する見通しに圧迫された。後述するように。も
ともと今年は作付面積が拡大する見通しだったが、肥料価格の高騰がそれに輪をかける
可能性があるので注意したい。
 ただし、目先弱材料ばかりではない。近々に発表が予想される米環境保護庁
(EPA)の2026年の再生可能燃料添加義務量(RVO)の発表で急反発する可能
性もある。とくに原油の高騰のタイミングと重なった場合、強基調が増幅されるだろ
う。
 前日の当欄で指摘したように、目先は強弱材料が交錯しながら、月末の作付意向面積
の発表を迎えることになりそうだ。

 前日のシカゴは反落。この日は米国産の新穀の作付面積が拡大するとの見通しで上値
が重くなった。2月の米農務省(USDA)の農業展望会議で、8500万エーカー
(前年度8122万エーカー)と、すでに前年から大幅に拡大する見通しが示されてい
たが、ここにきて肥料価格の高騰懸念から、窒素肥料をほとんど使用する必要がない換
金作物である大豆の作付面積拡大観測が出ている。その分100万エ—カー上乗せとの
かなり弱気な見方もある。

 5月限は1153.75セントまで下落して、引けは1155.00セントと、
1160セント台がやや遠退いた。

<今夜の予定>
◆ ドイツ ◆
【経済】 18:00 景況感指数 2026年3月(ifo)
◆ イギリス ◆
【経済】 16:00 消費者物価指数 2026年2月(国立統計局)
【経済】 16:00 小売物価指数 2026年2月(国立統計局)
【経済】 16:00 生産者物価指数 2026年2月(国立統計局)
◆ アメリカ ◆
【経済】 20:00 住宅ローン申請指数(MBA)
【経済】 21:30 経常収支 2025年10-12月期(商務省)
【経済】 21:30 耐久財受注 2026年2月速報値(商務省)
【工業】 23:30 週間石油統計(EIA)

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*予定は発表元の都合により、変更される可能性があります。
*海外の発表時間は日本時間で表示してあります。

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