国内市場は上昇へ。中心限月の2026年8月限は500〜1000円高程度を想定 する。イランが米国の停戦提案を一方的で不公平であると拒絶し、協議は始まっていな いとの認識を示したことが相場を押し上げるだろう。なお、トランプ米大統領による と、イランは協議を望んでおり、すでに交渉は始まっている。円相場は1ドル= 159円後半で円安・ドル高推移。 ニューヨーク市場の引け後、トランプ米大統領は「イラン政府の要請により、イラン のエネルギーインフラに対するあらゆる軍事攻撃を10日間延期することを表明す る」、「(イランとの)協議は継続中で、フェイクニュースメディアによる誤った報道 にも関わらず、非常に順調に進んでいる」との認識を示した。米株式市場の下落が強ま りそうな気配があるほか、米長期・超長期債の利回り上昇が止まらず警戒水準に達して おり、トランプ米大統領は原油高の抑制に腐心している。イランへの地上戦の準備を整 えつつも、金融市場全体が悪い方向へ傾くのをなんとか食い止めたいようだ。 ただ、ホルムズ海峡の正常化は不透明で、世界の石油在庫は急速に減少を続けてい る。在庫減少は相場の上昇圧力を高めており、言葉通り10日間の攻撃停止が実行され るとしても、石油在庫の減少は止まらない。ウクライナ軍の攻撃によってロシアの供給 がかなり限定されていることも懸念要因である。需給要因に加えて、アラブ首長国連邦 (UAE)も参戦してイランに対する地上戦が始まるようだと、相場は強く刺激されそ うだ。 時間外取引でニューヨーク原油5月限は前日比1.17ドル安の93.31ドルで取 引されている。本日これまでのレンジは93.02〜93.74ドル。 <今日の予定> ◆ 日本 ◆ 【経済】09:30 貿易収支 2026年2月確報(財務省) 【発会】--:-- 小豆 2026年9月限(大阪取引所) ◆ 中国 ◆ 【経済】10:30 工業利益 2026年2月(国家統計局) ◆ イギリス ◆ 【経済】16:00 小売売上高 2026年2月(国立統計局) ◆ アメリカ ◆ 【経済】21:30 卸売在庫 2026年2月速報値(商務省) 【経済】23:00 消費者信頼感指数 2026年3月確報値(ミシガン大) 【商品】3/28 04:30 建玉明細報告(CFTC) 【納会】--:-- 金 2026年3月限(COMEX) 【納会】--:-- 銀 2026年3月限(COMEX) 【納会】--:-- 銅 2026年3月限(COMEX) 【納会】--:-- プラチナ 2026年3月限(NYMEX) 【納会】--:-- パラジウム 2026年3月限(NYMEX) 【納会】--:-- 天然ガス 2026年4月限(NYMEX) MINKABU PRESS
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