[本日の見通し]石油=売り買い交錯、日本政府は原油介入を諦めず?

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 日中取引開始後、原油の2026年8月限は売り買い交錯。前日終わり付近でもみ合
っている。
 ロイター通信によると、日本政府が原油先物市場への介入を検討している。この件に
ついてロイター通信は23日に初めて報道し、市場参加者からは懐疑的な見方が多いも
のの、介入を諦めたわけではなさそうだ。原油相場の上昇が日本の貿易赤字や財政赤字
の拡大を警戒させ、円安を引き起こしている側面があることから、円相場ではなく原油
相場が介入を検討する対象となっているようだ。
 ただ、片山財務相は原油先物相場について「投機的な動き」と指摘しているが、ホル
ムズ海峡の実質的な封鎖を背景に供給不足は明らかである。世界的な石油在庫は急速に
取り崩されており、原油相場の上昇が続く可能性が高い。ウクライナ軍の攻撃によって
世界最大級の産油国であるロシアの供給も大きく限定されている。日本政府はトランプ
米大統領に倣って金融市場を操作の対象としようとしているのかもしれないが、そもそ
も発想が正気ではなく、日本売りにつながらないことを願う。
 時間外取引でニューヨーク原油5月限は前日比1.53ドル安の92.95ドルで取
引されている。本日これまでのレンジは92.83ドルから93.74ドル。
 原油8月限の予想レンジは8万6300円から8万7300円、ガソリン先限は
14万0000円から16万0000円、灯油先限は13万0000円から15万
0000円。
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