[今夜の視点]海外原油=続伸へ、地上戦の開始を警戒

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 時間外取引でニューヨーク原油5月限は前日比0.70ドル安の93.78ドルで推
移。本日これまでのレンジは92.08〜94.20ドル。
 今晩の海外原油は続伸へ。トランプ米大統領はイランのエネルギーインフラに対する
10日間の攻撃停止を発表しつつ、米国とイランが協議を重ねているような口調だが、
おそらく接触は一方通行に近く、本格的な協議が始まる雰囲気は乏しい。報道されてい
るような15項目の停戦案は原油相場など金融市場を落ち着かせるためだけの子供だま
しであり、地上戦が始まる前に原油相場をなるべく低水準に押さえつけておきたいとい
う思惑が透けて見える。発射台を低くしておいたほうが、運が良ければ経済的な損失が
抑えられる可能性がある。
 ただ、報道されているように、米軍が地上戦を開始していずれかの島を制圧できたと
しても、補給線もなく、無防備な地上部隊が孤立するだけである。イスラエル寄りのア
ラブ首長国連邦(UAE)が後方支援を担うのかもしれないが、作戦が成功しホルムズ
海峡の航行が正常化する未来は見えない。ホルムズ海峡の正常化が目的なら、イラン戦
争など始めなければよかったのだが、トランプ米大統領は何を目指しているのだろう
か。混乱したトランプ米政権は米兵の死をいとわず、無謀な作戦を始めるだろう。イエ
スマンばかりの米政権に、トランプ米大統領を抑止できる人物はおそらくいない。
<今夜の予定>
◆ イギリス ◆
【経済】16:00 小売売上高 2026年2月(国立統計局)
◆ アメリカ ◆
【経済】21:30 卸売在庫 2026年2月速報値(商務省)
【経済】23:00 消費者信頼感指数 2026年3月確報値(ミシガン大)
【商品】3/28 04:30 建玉明細報告(CFTC)
【納会】--:-- 金 2026年3月限(COMEX)
【納会】--:-- 銀 2026年3月限(COMEX)
【納会】--:-- 銅 2026年3月限(COMEX)
【納会】--:-- プラチナ 2026年3月限(NYMEX)
【納会】--:-- パラジウム 2026年3月限(NYMEX)
【納会】--:-- 天然ガス 2026年4月限(NYMEX)
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