前週は333.50円まで急落した後、370円台後半まで切り返す展開になった。 週前半はイラン戦争の長期化による需要不安を背景に、値を崩した。しかし、その後は 合成ゴム相場の急伸を手掛かりに、押し目買い優勢の展開になった。イラン戦争の影響 でナフサ価格が高騰、供給不安が高まり、上海ブタジエンゴム相場が急伸している。天 然ゴム相場も上回る中、合成ゴム主導の値上がり環境になった。 今週も合成ゴムの急伸が続くと、天然ゴム相場も底堅い展開が続きやすい。ナフサの 供給不足は深刻化しており、ブタジエンの供給不安が高まっている。単純にコスト高の 影響もあり、上海市場でブタジエンゴム相場が急伸すると、天然ゴム相場も緩やかな上 昇が続きやすい。戦争の長期化で需要不安が高まっていることには注意が必要。また、 原油相場の動向も重視されるが、短期目線では合成ゴム主導の値上がりが続くかが重視 されやすい。 予想レンジは370〜390円。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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