[今日の視点]貴金属=金が続伸、NY高や円安で

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 貴金属は、金が続伸して寄り付く見通し。金はニューヨーク高と円安を受けて買い優
勢となろう。銀はドル建て現物相場の下落を受けて売り優勢となろう。プラチナ系貴金
属(PGM)はプラチナがドル建て現物相場の下落を受けて軟調となろう。
 午前8時10分現在の現物相場は前営業日の引け時点と比べ、金は21.60ドル高
の4487.65ドル、銀が134セント安の6869セント、プラチナが43.80
ドル安の1849.90ドル、パラジウムは26.90ドル安の1375.25ドル。
 午前8時10分現在のドル・円相場は1ドル=160.35/37円で、前営業日の
大引け時点から0.74円の円安。
 先限の寄り付き目安は、金が2万3800円前後、銀は342.0円前後、プラチナ
は9350円前後、パラジウムは7200円前後。
【NY金は押し目を買われる】
 金は前週末の海外市場では、イラン戦争長期化の見方も押し目を買われた。
 金は押し目を買われた。イラン戦争長期化の見方が強いが、押し目を買われた。米国
防総省がイランで地上作戦の準備を進めている。トランプ米政権は中東に海兵隊を派遣
し、米陸軍第82空挺師団を数千人派遣する計画も進めている。またイエメンの親イラ
ン武装組織フーシ派が、イスラエルに対し弾道ミサイルを発射し、戦闘に加わった。一
方、パキスタンはイスラマバードで米国とイランによる和平協議を主催すると、ダール
外相が述べた。
 3月の米ミシガン大消費者信頼感指数確報値は53.3と、速報値の55.5から低
下した。イラン交戦により原油価格が急伸し、金融市場が大きく変動。経済の見通しを
巡って懸念が高まっていることが示された。市場予想の54.0を下回った。
 銀は前週末の海外市場では、ドル安や金堅調を受けて買い優勢となった。週明けはド
ル高に転じたことを受けて売り優勢となった。
【週明けのプラチナはドル高で上げ一服】
 プラチナは前週末の海外市場では、ドル安や金堅調を受けて買い優勢となった。
 プラチナはドル安や金堅調が支援要因になったが、週明けはドル高を受けて上げ一服
となった。米国がイランで地上戦の準備を進めており、戦争長期化の見方が強い。有事
のドル買いが続くと、プラチナの戻り売り圧力が強まるとみられる。
<今日の予定>
・英マネーサプライ 2026年2月(BOE)
・独消費者物価指数 2026年3月速報(連邦統計庁)
MINKABU PRESS 東海林勇行

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