国内市場は上昇へ。中心限月の2026年8月限は3000〜5000円高程度を想 定する。先週、トランプ米大統領は米国とイランの停戦協議が始まっていると述べたも のの、そのような動きは見られず、相場は再び上値を試している。日量1000万バレ ル超のペースで世界の石油在庫が取り崩されている公算で、上昇圧力はかなり強い。円 相場が1ドル=160円前半で円安・ドル高推移していることも支援要因。 イエメンのアンサールアッラー(フーシ派)は米国やイスラエルに対して宣戦布告し た。週末にはイスラエルの核開発施設がある地域に向けてミサイルが発射されており、 紅海やバブ・エル・マンデブ海峡を通過する船舶には緊迫感が漂っている。また、イラ ンの首都テヘランでは停電が発生するなど、闇に乗じて地上作戦が始まる可能性が意識 されており、緊迫感は非常に強い。イスラエルのチャンネル12によると、米軍が地上 作戦を開始するとしても、イスラエル兵は参加しない見通し。 ただ、米国では反戦デモが拡大している。地上作戦が始まれば多くの米兵の命が失わ れることは確実だが、なぜ米兵が体を張る必要があるのか納得できる理由は存在しな い。トランプ米大統領の支持率は低迷し、中間選挙における共和党の大敗は避けられそ うになく、米国の不安定化が和平の糸口となる可能性も想定しておくべきだろう。 時間外取引でニューヨーク原油5月限は前日比2.66ドル高の102.30ドルで 取引されている。本日これまでのレンジは101.19〜103.38ドル。 <今日の予定> ◆ 日本 ◆ 【工業】09:30 ゴム指定倉庫在庫(大阪取引所) ◆ ドイツ ◆ 【経済】21:00 消費者物価指数 2026年3月速報(連邦統計庁) ◆ イギリス ◆ 【経済】17:30 マネーサプライ 2026年2月(BOE) ◆ スイス ◆ 【経済】16:00 景気先行指数 2026年3月(KOF経済研究所) ◆ アメリカ ◆ 【農産】3/31 00:00 週間穀物輸出検証高(USDA) MINKABU PRESS
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