三村財務官発言で円安一服、トランプ発言でのドル高一服も見られた=東京為替概況 先週末に節目の160.00円を超え、160.41円を付けたドル円。週末にイエメンの親イラン武装組織フーシ派がイスラエルへのミサイル攻撃を行ったことなどが有事のドル買いを誘い、週明けのドル円は160.46円と金曜日の高値を更新する動きを見せた。先週末は1.1500ドル手前の買いが下値を支えたユーロドルが1.1488ドルを付けるなど、ドルは全面高となった。 節目の160円を超える展開を受けて、三村財務官が「この状況が続けばそろそろ断固たる措置が必要になる」と、同財務官としては初となる「断固たる措置」という表現を用いて円安をけん制した。これを受けてドル円は高値から調整が入り、159.80円台を付けた。その後は160.00円前後が重くなった。トランプ大統領がイランとの停戦に向けて要求した15項目について、「間もなく実現する可能性もある、合意はあり得ると思う」と発言。紛争解決に向けた前向きな動きとの期待もあってドル高が一服し、ドル円は午後に159.61円まで下げた。 ユーロドルは朝のドル高で1.1488ドルを付けた後、ドル円の調整もあって1.1510ドル前後まで反発した。その後は1.1500ドル前後がしっかりとした動きとなり、午後のドル高一服で1.1520ドル前後を付けている。ポンドドルも朝のドル高局面で売りが強まり、1.3233ドルを付けたが、その後の反発で1.3283ドルまで値を戻した。 クロス円はドル主導の中で不安定な動きとなった。ユーロ円は先週末にドル円の160.41円までの上昇を受けて184.60円台まで上昇。週明けも184.62円を付けるなど高値圏でのスタートとなったが、対ドルでのユーロ売りを受けて上値から売りが出る展開となった。その後はドル円の調整売りなどもあって午後に183.82円まで下げた。ポンド円は朝に212.90円を付けたが、その後のポンド売りに昼前には211.76円まで下落した。その後は対ドルでのポンドの買い戻しが支えとなり、小幅に反発したものの、ドル円での円買いもあって動きは限定的であった。午後は212.00円前後での推移に終始した。 MINKABUPRESS 山岡
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