【市況】 金が続伸。ドル建て現物相場の下落を受けて売り優勢で始まった。その後は、原油高 が圧迫要因になったが、米大統領の発言をきっかけに押し目を買われた。銀は出来ず。 午前11時2分現在の前営業日比は、金標準が217〜439円高、金ミニが 17.0円安〜423.0円高、ゴールドスポットが951円高、銀が出来ず。 午前11時2分現在の出来高は、金が9451枚、金ミニが1万0471枚、ゴール ドスポットが284枚、銀が0枚。 【NY金はドル高で上げ一服】 金は米大統領がイラン合意の可能性を示唆したことが支援要因になったが、ニューヨ ーク市場で上げ一服となった。トランプ米大統領がイラン合意あり得るとの見方を示し た。ただ原油輸送の要衝ホルムズ海峡をイランが開放しなければイランの油田や発電施 設を攻撃すると改めて警告した。また米国はイランに対する軍事攻撃の終結に向け、イ ランの「より穏健な政権」と協議を進めていると主張した。米陸軍の精鋭部隊「第82 空挺師団」の数千人規模の兵士が中東地域への展開を開始した。 3月の独消費者物価指数(CPI)速報値は、欧州連合(EU)基準(HICP)で 前年比2.8%上昇し、市場予想と一致した。イラン戦争を背景としたエネルギー価格 急騰により、伸びが前月の2.0%から加速する中、エコノミストらはさらに上昇する との見方を示している。一方、米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は、金融政 策は「良い位置」にあるとし、イラン情勢がどのように経済やインフレに影響するか見 極めるために様子見姿勢を取ることが可能との見解を示した。 イランがドバイ港周辺でクウェートの原油タンカーを攻撃した。原油が流出した可能 性があるという。原油高に振れた。一方、トランプ米大統領がホルムズ海峡を再開させ ずに戦争終結させる用意があると述べると、ドル安に転じた。 金先限は2万3660円まで下落したのち、急反発し、2万4313円まで上昇し た。原油高が圧迫要因になったが、ドル安をきっかけに押し目を買われた。円相場は1 ドル=159円台後半で推移した。 【ドル建て現物相場】 金のドル建て現物相場は、堅調。きのうの海外市場では、米大統領がイラン合意の可 能性を示唆したことが支援要因になったが、ニューヨーク市場で上げ一服となった。ア ジア市場では、イランがドバイ港周辺でクウェートの原油タンカーを攻撃し、原油高に 振れると、4486ドル台まで下落した。ただ米大統領がホルムズ海峡を再開させずに 戦争終結させる用意があると述べると、押し目を買われた。 午前11時現在、4601.37ドルで推移、銀は7281セントで推移。前営業日 の大引け時点は金が4539.63ドル、銀が7075セント。 MINKABU PRESS
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