【通貨別まとめと見通し】メキシコペソ円 30日に急落 先週から昨日までのまとめ 3月23日から週末にかけて、メキシコペソ円は 8.90 円から 8.98 円の高値圏で底堅く推移していた。しかし、3月30日(月)に他の中東・クロス円と同様に急落を見せた。 動向のまとめ:週前半はメキシコ銀行(中央銀行)の高金利政策維持への期待から、キャリートレードの対象としてペソ買いが継続した。26日には一時 8.98 円付近まで上昇し、昨年来の高値水準をうかがう展開となった。反転の契機は3月30日の欧州時間。日本の年度末(3月31日)に向けた国内勢の利益確定売りと円買いが集中し、ペソ円は一気に 8.80 円を割り込む場面があった。安値は 8.7937 円(30日23時)を記録し、週間の上昇分を打ち消す大幅な調整となった。 テクニカル分析 レジスタンス1: 8.850 円(急落前の揉み合い水準) レジスタンス2: 8.900 円(心理的節目) サポート1: 8.790 円(3月30日安値付近) サポート2: 8.720 円(1月下旬のサポートエリア) RSI (14時間足): 約 45.2 30日の急落時に 30 付近まで低下し「売られすぎ」を示唆したが、現在は 45 前後まで回復。反発の余地を残した中立圏にある。 MACD MACD 線:-0.018、シグナル線:-0.012。 マイナス圏で推移しており、短期的には依然として売り圧力が残る。しかし、ヒストグラムは縮小に転じており、ゴールデンクロスが間近に迫っている。反転上昇への準備段階と言える。 トレンド:中長期的には上昇トレンドを維持しているが、短期的に「急落後のボトム形成局面」である。30日の安値 8.79 円付近をサポートに、31日午前にかけて 8.82 円台まで徐々に下値を切り上げている。 今週のポイント: 【メインシナリオ】キャリートレード再開による復調 年度末の円買い需要が完全に剥落し、4月1日から金利差を背景としたペソ買いが再燃する展開。 想定レンジ: 8.800 円 ~ 8.950 円 戦略: 8.80 円台前半での底堅さを確認しつつ押し目買い。8.9 円台への復帰を狙う。 【対抗シナリオ】調整の長期化と下値拡大 米経済指標の悪化等により世界的なリスクオフが強まり、高金利通貨からの資金流出が加速する展開。 想定レンジ: 8.720 円 ~ 8.850 円 戦略: 8.79 円を明確に割り込んだ場合は、調整が長引くと判断し、深追いせず 8.7 円台前半までの下落を待つ。 今週の主な予定と結果 メキシコ 特になし MINKABUPRESS
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