シカゴ大豆市況=揃って上伸、ホルムズ海峡封鎖長期化による肥料高懸念で

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
              始 値   高 値   安 値    帳入値     前日比
   2026/05   1,159.00    1,177.75    1,156.00     1,171.00      +11.25
   2026/07   1,175.00    1,192.75    1,171.25     1,186.00      +11.00
   2026/08   1,170.50    1,190.00    1,167.75     1,183.50      +12.50
   単位:枚   推定出来高   前日出来高   前日取組高 (前々日比)
   先物        309,196        178,699         971,520   (+  4,308)
 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か
ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払
っていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後
4時現在の数値です。
=======================================
*米農務省発表の作付意向面積
 大豆:8470万エーカー(事前予想:8121万5000エーカー)
*米農務省発表の穀物四半期在庫(3月1日現在)
 大豆:21億0408万3000Bu(事前予想:20億7700万Bu)
*米気象庁発表の6−10日予報(4月6日−4月10日)
 コーンベルト西部の気温は平年並〜平年を上回る。雨量は平年並〜平年を上回る。
 コーンベルト東部の気温は平年並〜平年を上回る。雨量は平年を下回る〜平年並。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 大豆は揃って上伸。終値の前営業日比は4.50〜13.50セント高。中心限月の
5月限は11.25セント高の1171.00セント。
 米農務省(USDA)発表の四半期在庫が前年を上回ったうえ、今春の作付意向も前
年を上回るとの見方が示される弱気な内容だったが、中東情勢不安の長期化に伴う肥料
価格の上昇に対する警戒感から買い優勢となった。
 5月限は1159セントで取引を開始した後、アジアの時間帯前半に軟化する動きを
見せたが、作付意向面積と四半期在庫報告の発表を控えて模様眺めの雰囲気が高まり、
アジアの時間帯後半からシカゴの時間帯前半まで1160セントを下値支持線とする
もちあいとなった。四半期在庫報告及び作付意向の発表を受けて1156セントの安値
まで値を落とす場面が見られたが、これで材料を織り込んで急浮上した。米国によるイ
ラン攻撃終結期待が浮上したものの、ホルムズ海峡の封鎖が続けられることによる肥料
価格の上昇が警戒された。1177.75セントの高値に到達後、高値を離れたが、そ
の後の押しも限られ、1170セント台を維持して終えた。
 米農務省(USDA)発表の26/27年度の大豆作付意向面積は前年度の作付面積
8121万5000エーカーを上回るが、事前予測の平均8546万3000エーカー
を下回る8470万エーカーだった。
 3月1日時点の米大豆四半期在庫は、前年同期の19億1092万4000Bu、
事前予想の20億7700万Buを共に上回る21億0480万3000Buだった。
 米国産地の天気概況は以下の通り(米農務省の農業天気ハイライトを要約)。
 コーンベルトでは、五大湖周辺北部では湿り気のある雪となった。一方ミズーリ州
からオハイオ州にかけては暖かななか高湿となった。ミシガン州及びウィスコンシン州
では局地的に雹が降ったと伝えられている。今後米国東部および南部では気温が上昇す
るだろう。またプレーンズ南東部から五大湖周辺地域にかけて50〜200ミリのまと
まった雨量を伴う雨が見込まれる。6〜10日間予報によると、4月5〜9日にかけて
プレーンズ及び中西部では少雨傾向となるもよう。

*米小麦産地の天気概況は以下の通り(米農務省の天気概況及び予報を要約)。
 プレーンズでは北部では気温が低下するなか風が発生。モンタナ州北部の3月31日
の朝方の気温は6℃以下にとどまった。プレーンズでは乾燥傾向が続いており、冬小麦
の作柄は悪化している。
 大豆製品は、大豆粕、大豆油は共に大豆の堅調に追随した。米国によるイラン攻撃終
結期待が浮上し原油は軟調となったが、大豆油は堅調地合いを維持した。
 大豆粕の期近5月限は前日比1.50ドル高の316.40ドルで終了。
今日の材料
・米中西部では五大湖周辺北部では湿り気のある雪。
・今後米国東部および南部では気温が上昇。
・プレーンズ南東部から五大湖周辺地域にかけてまとまった雨量を伴う降雨か。
・米26/27年度の大豆作付意向面積は前年度の作付面積8121万5000エーカ
 ーを上回るが、事前予測の平均8546万3000エーカーを下回る8470万
 エーカー。
・3月1日時点の米大豆四半期在庫は、前年同期の19億1092万4000Bu、
 事前予想の20億7700万Buを共に上回る21億0480万3000Bu。
MINKABU PRESS

このニュースの著者

MINKABU PRESS

みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。