シカゴコーン市況=総じて小幅反発、前年を下回る作付意向が買いを支援

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
              始 値   高 値   安 値   帳入値    前日比
   2026/05    455.50      462.00      451.25      457.75      + 2.00
   2026/07    467.00      472.75      462.50      468.25      + 0.75
   2026/09    469.50      475.00      465.25      470.25        0.00
   単位:枚   推定出来高   前日出来高   前日取組高(前々日比)
   先物       632,370        335,252        1,820,340 (+  8,607)
注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所から
電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払っ
ていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後4
時の数字です。
=======================================
*米農務省発表の作付意向面積
 コーン:9533万8000エーカー(事前予想:9448万1000エーカー)
   小麦:4377万5000エーカー(事前予想:4460万5000エーカー)
*米農務省発表の穀物四半期在庫(3月1日現在)
 コーン:90億2444万5000Bu(事前予想:90億8800万Bu)
 小 麦:13億0019万7000Bu(事前予想:13億0500万Bu)
*米気象庁発表の6−10日予報(4月6日−4月10日)
 コーンベルト西部の気温は平年並〜平年を上回る。雨量は平年並〜平年を上回る。
 コーンベルト東部の気温は平年並〜平年を上回る。雨量は平年を下回る〜平年並。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 コーンは総じて小幅反発。終値の前営業日比は変わらず〜2.25セント高。中心限
月の5月限は2.00セント高の457.75セント。
 米農務省(USDA)発表の作付意向は前年を3%下回るとの見方に加え、小麦の作
付縮小見通しが示されたことが強気材料となった。一方、四半期在庫が前年を上回った
ことが重石となり、上げ幅は限られた。
 5月限は 455.50セントで取引を開始した後は米農務省(USDA)発表の作
付意向と四半期在庫報告を控え模様眺めの雰囲気が強まり454.50〜456.50
セントと限られたレンジでもちあった。シカゴの時間帯を迎えると軟化し451.25
セントの安値まで値を落とした。ただ、今春の作付意向が前年を下回ったうえ、作付意
向も縮小が示されて小麦が上伸したことが買い支援要因となり462セントの高値まで
浮上。高値を離れた後、小高く推移して引けを迎えた。
 USDA発表の26/27年度のコーン作付意向面積は前年度の作付面積9878万
8000エーカーを下回るが、事前予想の平均値9448万1000エーカーを上回る
9533万8000エーカーだった。
 3月1日時点の米コーン四半期在庫は、前年同期の81億4743万7000Bu、
事前予想の90億8800万Buを共に上回る90億2444万5000Buだった。
*米国産地の天気概況は以下の通り(米農務省の農業天気ハイライトを要約)。
 コーンベルトでは、五大湖周辺北部では湿り気のある雪となった。一方ミズーリ州
からオハイオ州にかけては暖かななか高湿となった。ミシガン州及びウィスコンシン州
では局地的に雹が降ったと伝えられている。今後米国東部および南部では気温が上昇す
るだろう。またプレーンズ南東部から五大湖周辺地域にかけて50〜200ミリのまと
まった雨量を伴う雨が見込まれる。6〜10日間予報によると、4月5〜9日にかけて
プレーンズ及び中西部では少雨傾向となるもよう。

 シカゴ小麦は期近が大幅続伸。米農務省(USDA)発表の四半期在庫報告は事前予
想とほぼ同程度だったが、作付け意向面積が事前予想を下回ったことが強気材料となっ
た。また、米産地では乾燥が続いており、冬小麦の作柄悪化や春小麦の生育環境悪化に
対する不安感が高まっていることも買いを呼ぶ要因になった。
 USDA発表の26/27年度の小麦作付意向面積は前年の4532万8000エー
カーから4377万5000エーカーへの縮小見通しが示された。また、USDA発表
の3月1日時点の米小麦四半期在庫は、前年同期の12億3658万7000Buを上
回る13億0019万7000Buだった。
 中心限月の期近5月限は前日比9.25セント高の616.25セントで終了。
*米小麦産地の天気概況は以下の通り(米農務省の天気概況及び予報を要約)。
 プレーンズでは北部では気温が低下するなか風が発生。モンタナ州北部の3月31日
の朝方の気温は6℃以下にとどまった。プレーンズでは乾燥傾向が続いており、冬小麦
の作柄は悪化している。
今日の材料
・米中西部では五大湖周辺北部では湿り気のある雪。
・今後米国東部および南部では気温が上昇。
・プレーンズ南東部から五大湖周辺地域にかけてまとまった雨量を伴う降雨か。
・26/27年度のコーン作付意向面積は前年度の作付面積9878万8000
 エーカーを下回るが、事前予想の平均値9448万1000エーカーを上回る
 9533万8000エーカー。
・3月1日時点の米コーン四半期在庫は、前年同期の81億4743万7000Bu、
 事前予想の90億8800万Buを共に上回る90億2444万5000Bu。
MINKABU PRESS

このニュースの著者

MINKABU PRESS

みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。