[今日の視点]貴金属=反落、米大統領のイランへの警告で

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 貴金属は、反落して寄り付く見通し。金と銀はドル建て現物相場の下落を受けて売り
優勢となろう。プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナがドル建て現物相場の下落を受
けて軟調となろう。
 午前8時10分現在の現物相場は前営業日の引け時点と比べ、金は43.70ドル安
の4633.16ドル、銀が104セント安の7197セント、プラチナが15.50
ドル安の1962.50ドル、パラジウムは7.12ドル安の1494.38ドル。
 午前8時10分現在のドル・円相場は1ドル=159.77/79円で、前営業日の
大引け時点から0.16円の円安。
 先限の寄り付き目安は、金が2万4700円前後、銀は340.0円前後、プラチナ
は9870円前後、パラジウムは7300円前後。
【金はドル高が圧迫】
 金は前週末の海外市場では、聖金曜日で動きがなかった。
 金はトランプ米大統領のイランに対する警告が圧迫要因になった。イランのエネルギ
ー施設に対する攻撃の期限である6日が迫るなか、米大統領は7日に発電所や橋を攻撃
すると警告した。イランが合意に応じない場合、石油の掌握を検討しているという。ま
た米大統領は戦闘機の撃墜で不明となっていた乗組員の救出を明らかにした。
 3月の米雇用統計によると、非農業部門雇用者数は17万8000人増加した。2月
の急激な落ち込みから一転、過去15カ月で最大の伸びとなった。医療従事者のストラ
イキが終結し、気温が上昇したことが追い風となったが、明確な終わりが見えないイラ
ンとの戦争により、労働市場の下振れリスクが高まっている。市場予想は6万人増だっ
た。2月は9万2000人減から13万3000人減に下方修正された。
 銀は週明けのアジア市場で、ドル高を受けて売り優勢となった。
【プラチナはドル高が圧迫】
 プラチナは前週末の海外市場では、聖金曜日で動きがなかった。
 プラチナはドル高が圧迫要因になった。トランプ米大統領は7日にイランの発電所や
橋を攻撃すると警告した。イランが合意に応じない場合、石油の掌握を検討していると
いう。
<今日の予定>
●豪州、欧州(イースター・マンデー)、中国、香港(清明節)、南ア
・米非製造業景況指数 2026年3月(ISM)
MINKABU PRESS 東海林勇行

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