【通貨別まとめと見通し】メキシコペソ円 「キャリートレード」の継続 先週から昨日までのまとめ 前週のメキシコペソ円は、年度末の調整による一時的な円買いで急落したものの、その後はメキシコの高い政策金利を背景とした「キャリートレード」の継続により、力強く反発する展開となった。 高金利通貨への回帰: メキシコ銀行(中央銀行)による慎重な利下げスタンスが意識され、円に対して相対的な強さを維持した。 原油価格の動向: 産油国であるメキシコの通貨として、資源価格の底堅さが支援材料となった。 3月30日に8.88円付近で始まった後、31日には安値8.7937円まで押し込まれた。しかし、ここを底に上昇に転じ、4月6日終値は8.9741円と、週間の高値圏まで回復した。 テクニカル分析 レジスタンス1:8.9944(4/7高値・直近の壁) レジスタンス2:9.1000(心理的節目・年初来高値圏) サポート1:8.9300(直近の押し目・時間足の節目) サポート2:8.7937(前週安値・重要防衛ライン) RSI (14時間足): 直近の数値は59.48。50を上回り、上昇の勢いを示している。70の過熱圏まではまだ余裕があり、一段の上昇余地を残している。 MACD MACD値は0.0106、シグナル値は0.0113。ほぼゼロライン上で推移しており、収束から拡散へ向かうタイミングを計っている。シグナル線を明確に上抜ければ、さらなる買い圧力が期待できる。 短期的にはリバウンドから上昇トレンドへの転換局面。中長期的には上昇チャネル内での推移を継続しており、直近の安値切り上げにより地合いの強さが目立つ。 今週のポイント: 【メインシナリオ】高値圏での堅調な推移 底堅い経済指標と高金利を背景に、再び9.00円の大台を試し、定着を目指す展開を想定する。 想定レンジ:8.88 - 9.15 根拠: 日メキシコ間の圧倒的な金利差が継続しており、押し目買い意欲が強い。 【対抗シナリオ】リスクオフによる調整 米国や日本の経済指標発表を受けたボラティリティの上昇や、介入警戒感による円の急反発があった場合。 想定レンジ:8.75 - 9.05 根拠: 9.00円付近での利益確定売りが強まり、再度8.80円近辺まで押し戻される展開。 今週の主な予定と結果 メキシコ 04/09 21:00 消費者物価指数(CPI) (3月) 予想 0.91% 前回 0.5% (前月比) 04/09 21:00 消費者物価指数(CPI) (3月) 予想 4.65% 前回 4.02% (前年比) 04/10 21:00 鉱工業生産指数 (2月) 予想 0.9% 前回 -1.1% (前月比) 04/10 21:00 鉱工業生産指数 (2月) 予想 -0.9% 前回 -1.1% (前年比)
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