ドル安に加え、NZドルは中銀のタカ派姿勢で買われる=オセアニア為替概況 米国・イスラエルとイランは2週間の停戦で合意。イランのアラグチ外相は2週間はホルムズ海峡の安全な通行が可能と示した。これを受けてドル安が進む展開となった。 豪ドルは対ドルで昨日東京午後からドル安が進んでおり、昨日東京昼前の0.6900ドル付近から0.69台後半まで上昇して朝を迎えた。イランと米国・イスラエルの間で調整に入っているパキスタンから2週間の停戦が示されたことで豪ドル高ドル安が進むと、米国・イスラエルとイランが2週間の停戦合意となったことで0.7080ドル台まで急騰した。その後昼過ぎにかけて0.7040ドル台まで下げたが、ロンドン勢が本格的に入ってきて再びドル売りとなり、0.7070ドル台と高値圏での推移。 対円でも昨日の110円台前半から111円台前半への上昇が、停戦合意で加速。112.38円まで上値を伸ばした。その後111.60円前後まで調整も、ロンドン勢が入ってきての対ドルでの豪ドル買いにより、112円台を再びつけている。 NZドルも昨日の上昇を経て、今朝0.5740ドル前後から0.5819ドルまで上昇。その後少し下げて0.5800ドル前後で11時発表のNZ準備銀行(RBNZ)金融政策会合の結果発表を迎えた。政策金利は市場予想通りの据え置き。ただ声明では「中長期的なインフレ期待の条件が満たされない場合、迅速かつ断固とした引き上げが必要」など、タカ派姿勢が見られ、いったんNZドル買いとなった。もっとも動きは限定的で、朝の高値を付けきれず発表前の水準に戻すなどの動きが見られた。 その後行われたブレマンNZ中銀総裁の会見では、「利上げについて議論した」との発言があった。「今回の会合では利上げを強く主張する意見はなかった」としているが、緩和姿勢が強いといわれるNZ中銀にしてはかなりタカ派との印象があり、会見後は再びNZドル買いとなった。朝の高値を超えて上昇を見せると、ロンドン勢が本格参加する時間帯に入ってドル売りが強まり、0.5850ドルまでNZドル高ドル安が進んだ。 NZドル円は朝の停戦合意で91.50円前後から92.30円前後へ急騰。少し下げて91.80円前後で会合結果発表を迎えた。92.10円前後まで上昇後、対ドル同様に発表前の水準近くへ戻す展開もあったが、ブレマン総裁発言を受けて再び上昇し、92.55円まで上値を伸ばしている。 今週の主な予定 豪州 特になし NZ 04/08 11:00 NZ中銀政策金利 (4月) 結果 2.25% 予想 2.25% 前回 2.25%
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