NYプラチナ市況=急反発、米イランの停戦合意で

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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            始 値   高 値   安 値   帳入値   前日比
 プラチナ   (26/ 7)  1970.0     2105.0      1966.7      2067.5    + 119.6
         (26/10)  1994.6    2119.6      1991.7      2086.0    + 119.5
 パラジウム  (26/ 6)  1479.50    1634.50     1476.00     1601.40   + 144.80
         (26/ 9)  1525.00    1655.50     1500.50     1626.10   + 145.00
           推定出来高  前日出来高  前日取組高    (前々日比)
 プラチナ          23,207         13,162        59,884       (-    431)
 パラジウム          7,195          4,145        15,187       (+     38)
 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か
ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払
っていますが、最新データは相場表でご確認ください。
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・NY為替   円    ユーロ  ・NYダウ          47,909.92  +1325.46
     前日  159.59/61   1.1598/99   ・ナスダック         22,634.99  + 617.14
     本日  158.54/56   1.1662/64   ・10年米国債利回り      4.29  -   0.02
・NY原油  (26/ 5)   94.41 -18.54  ・SPDR保有金残高  1,054.42  +   3.43
注:SPDRの保有金残高は前日発表の数値。本日付けはニューヨーク時間の午後6時(日
本時間の翌日の午前8時)に更新予定。
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 プラチナ系貴金属(PGM)は、急反発。前日比はプラチナが118.2〜
121.5ドル高、中心限月の7月限が119.6ドル高、パラジウムは140.10
〜145.00ドル高、中心限月の6月限は144.80ドル高。
 プラチナ7月限は急反発。時間外取引は、米イランの停戦合意を受けて急伸した。イ
スラエルに対する懸念が残ったが、欧州時間に入ると、買い戻し主導で上値を伸ばし
た。日中取引では、ドル安一服を受けて上げ一服となった。
 パラジウム6月限はドル安や他の貴金属の急伸が支援要因になったが、日中取引でド
ル安一服に上値を抑えられた。
 プラチナ7月限は時間外取引を1966.7〜2105.0ドルのレンジで推移し、
前日比146.1ドル高の2094.0ドルとなった。7月限は高寄りしたのち、米イ
ランの停戦合意を受けて急伸した。イスラエルに対する懸念が残ったが、欧州時間に入
ると、買い戻し主導で上値を伸ばした。
 日中取引では、ドル安一服を受けて上げ一服となった。また米連邦公開市場委員会
(FOMC)議事要旨で利上げの可能性が示されたことを受けて2043.1ドルまで
下落した。
 トランプ米大統領は、イラン側が「ホルムズ海峡の即時、安全な開放」に同意するこ
とを条件に、空爆や攻撃を2週間停止すると表明した。イランのアラグチ外相は声明
で、自国への攻撃が停止されればイランも攻撃を停止すると述べた。初回協議はパキス
タンの首都イスラマバードで11日午前に実施される。
 パラジウム6月限は、時間外取引を1476.00〜1621.00ドルのレンジで
推移し、前日比162.40ドル高の1619.00ドルとなった。6月限は高寄りし
たのち、米イランの停戦合意を受けて急伸した。イスラエルに対する懸念が残ったが、
欧州時間に入ると、買い戻し主導で上値を伸ばした。
 日中取引では、1634.50ドルまで上昇したのち、ドル安一服を受けて上げ一服
となった。また米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨で利上げの可能性が示され
たことを受けて1573.50ドルまで下落した。
 7日のナイメックス指定倉庫在庫は、プラチナが前日比変わらずの53万3524オ
ンス、パラジウムは変わらずの23万9652オンス。
今日の材料
・イラン海軍は、原油輸送の要衝であるホルムズ海峡を同国の許可なく通過しようとす
る船舶を破壊すると警告した。
・2月の独鉱工業受注は前月比0.9%増で、市場予想の2.0%増を下回った。
・2月のユーロ圏小売売上高は前月比0.2%減だった。マイナスは6カ月ぶり。市場
予想の0.2%減と一致した。
・サウジアラビアにとって現時点で事実上唯一のホルムズ海峡迂回ルートである東西石
油パイプラインが、イランの攻撃で損傷したことが分かった。
・米国とイランの協議について、パキスタンの関係筋はイラン代表団はガリバフ国会議
長とアラグチ外相が率い、米国の代表団はバンス副大統領が率いると明らかにした。
・イスラエルのネタニヤフ首相は、米国とイランの停戦合意について、イスラエルが全
面的に協調した上で成立したと述べた。ただ停戦合意にはレバノンの親イラン武装組織
ヒズボラは含まれていないとし、ヒズボラに対する攻撃を継続すると表明した。
・3月17〜18日の連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨で、FRBの2%目標
を上回る水準で高止まりするインフレに対抗するため、利上げが必要になる可能性があ
るとの認識が高まっていたことが分かった。
・米ホワイトハウスのレビット報道官は、トランプ大統領はホルムズ海峡の船舶通行に
ついて、通行料徴収などの制限なく開放することを望んでいると述べた。
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