[今日の視点]貴金属=金が急反落、現物安が圧迫

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 貴金属は、金が急反落して寄り付く見通し。金と銀はドル建て現物相場の下落を受け
て売り優勢となろう。プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナが金軟調と円安を受け、
まちまちの値動きとなろう。
 午前8時10分現在の現物相場は前営業日の引け時点と比べ、金は121.79ドル
安の4713.27ドル、銀が378セント安の7375セント、プラチナが6.31
ドル安の2032.09ドル、パラジウムは1.40ドル高の
1552.11ドル。
 午前8時10分現在のドル・円相場は1ドル=158.56/57円で、前営業日の
大引け時点から0.50円の円安。
 先限の寄り付き目安は、金が2万4810円前後、銀は355.0円前後、プラチナ
は1万0240円前後、パラジウムは7500円前後。
【NY金は米イランの停戦合意もドル安一服で上げ一服】
 金はきのうの海外市場では、米イランの停戦合意が支援要因になったが、ドル安一服
を受けて上げ一服となった。
 金は米イランの停戦合意が支援要因になったが、ドル安一服を受けて上げ一服となっ
た。トランプ米大統領は、イラン側が「ホルムズ海峡の即時、安全な開放」に同意する
ことを条件に、空爆や攻撃を2週間停止すると表明した。イランのアラグチ外相は声明
で、自国への攻撃が停止されればイランも攻撃を停止すると述べた。初回協議はパキス
タンの首都イスラマバードで11日午前に実施される。
 イスラエルのネタニヤフ首相は、米国とイランの停戦合意について、イスラエルが全
面的に協調した上で成立したと述べた。ただ停戦合意にはレバノンの親イラン武装組織
ヒズボラは含まれていないとし、ヒズボラに対する攻撃を継続すると表明した。一方、
イランのガリバフ国会議長は、戦闘終結に向けた10項目の提案の主要な3項目で違反
があったとし、このような状況下では米国との二国間停戦や交渉は不合理だという認識
を示した。レバノンでの停戦違反、イラン領空へのドローン侵入、イランのウラン濃縮
権の否定などが違反に含まれると述べた。
 3月17〜18日の連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨で、FRBの2%目標
を上回る水準で高止まりするインフレに対抗するため、利上げが必要になる可能性があ
るとの認識が高まっていたことが分かった。
 銀はきのうの海外市場で、米イランの停戦合意が支援要因になったが、ドル安一服を
受けて上げ一服となった。
【NYプラチナは米イランの停戦合意が支援】
 プラチナはきのうの海外市場では、米イランの停戦合意を受けて買い優勢となった。
 プラチナは米イランの停戦合意が支援要因になった。トランプ米大統領は、イラン側
が「ホルムズ海峡の即時、安全な開放」に同意することを条件に、空爆や攻撃を2週間
停止すると表明した。イランのアラグチ外相は声明で、自国への攻撃が停止されればイ
ランも攻撃を停止すると述べた。初回協議はパキスタンの首都イスラマバードで11日
午前に実施される。ただイラン海軍は、原油輸送の要衝であるホルムズ海峡を同国の許
可なく通過しようとする船舶を破壊すると警告した。
<今日の予定>
・独貿易収支 2026年2月(連邦統計庁)
・独鉱工業生産指数 2026年2月(経済技術省)
・米国内総生産 2025年10-12月期確報値(商務省)
・米個人所得・支出 2026年2月(商務省)
・米新規失業保険申請件数(労働省)
・米卸売在庫 2026年2月確報値(商務省)
MINKABU PRESS 東海林勇行

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