●短期見通し穀物、下落余地は限定される=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 トウモロコシは、420セント水準で下値を固め、反発を打診する局面が続いてい
る。海外需要家からの引き合いが強く、短期需給のタイト感を背景に値上がりが続く水
戸粗衣。450セント台の過熱感は後退している。大きく値下がりすると農家の売り渋
りが下値を支える見通し。これから作付け期の天候相場に移行するため値動きは不安定
化しやすいが、下値不安は限定される。470セントが上値抵抗になる。9日に米農務
省(USDA)需給報告が発表される。原油相場が急落していることはネガティブだ
が、影響は限定されよう。
 大豆は、米国産大豆の輸出は抑制されており、需給目線では上げ一服感が強い。中国
からの十分な買い付けは確認できない。このため短期的には1200セント台から一段
高を試すことは難しい。ただし、バイオ燃料需要が堅調なため、圧砕需要環境は良好で
あり、現行価格から大きく値を崩すこともないだろう。また、5月の米中首脳会談で中
国向け輸出が拡大するとの期待感もある。1100セント台で横ばいの展開を続けつ
つ、次は天候相場に向かう見通し。ただし、まだ作付け環境のリスク評価は本格化して
おらず、動意を欠きやすい。9日に米農務省(USDA)需給報告が発表される。原油
相場急落の影響は軽微か。
(マーケットエッジ・小菅 努)

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