米国とイランの停戦合意を受けて金相場は上昇したが、大きな値動きとは言い難い。 原油相場の急落もあり、インフレ懸念が後退していることはポジティブ。米金利、ドル ともに上値を抑えられている。少なくとも利上げのリスクは後退したと評価されている ことが窺える。ただし、まだ原油の流通が正常化しているわけではなく、最終合意に至 るのかも不透明感が強い。停戦が実現したことは大きな成果だが、イラン情勢が正常化 に向かうかは時間をかけた評価が求められている。停戦後最初の「SPDR GOLD SHARE」の投資残高は1.43トン減であり、停戦合意をきっかけとした大規模 な資金流入は確認できない。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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