海外サマリー(9日)

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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海外主要銘柄の中心限月の相場表(限月、終値、前営業日比)
NY金     2026/ 6 4,818.0  + 40.8  シカゴ大豆  2026/ 5 1,165.25   +3.25
NY銀     2026/ 5 7,643.8  +105.3  シカゴコーン 2026/ 5   444.00   -3.25
NYプラ    2026/ 7 2,112.1  + 44.6  NY原油   2026/ 5    97.87   +3.46
NYパラ    2026/ 6 1,567.00 -34.40  ドル・円               159.03   +0.42
*ドル・円は日本時間の午前5時30分現在。
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◎NY外為=ドル円は159円台前半に上昇
 NY為替市場でドル円は159円台前半に上昇。序盤は前日の停戦への楽観がやや後
退し、ドル円は買いが優勢となった。ただ、ドル高ではなく円安がドル円を押し上げ
た。イランが合意の一部が破られたと警告。イスラエルによるレバノンへの攻撃やホル
ムズ海峡の実質的な閉鎖継続により、市場での停戦期待は揺らいでいた。
 ストラテジストは「停戦の脆弱性がすでに試されている。状況は改善したものの依然
として流動的で、関与する主体の不安定さを踏まえると、いつでも悪化し得る」とコメ
ントしている。一方、広い意味では買いの機会との見方も示していた。
 ただ、159円台に上昇していたドル円は、中盤から急速に戻り売りに押され158
円台に下落。イスラエルがレバノンとの直接交渉に合意と伝わったことがドル円を押し
下げた。一時158.65円付近に下落したが、依然として不透明感も根強い中、終盤
には159円台に再び戻す展開となった。
◎NY貴金属=総じて続伸、イスラエルはレバノンと和平交渉へ
 ニューヨーク金、銀は続伸。
 金6月限は続伸。時間外取引は、イランがイスラエルのレバノン攻撃に反発したこと
を受けて売り優勢となったが、ドル高一服を受けて下げ一服となった。ただ戻りは売ら
れた。欧州時間に入ると、買い戻されて下げ一服となった。日中取引では、イスラエル
がレバノンとの和平交渉に合意したことを受けて買い優勢となった。
 銀5月限はドル高一服や金堅調を受けて押し目を買われた。
 プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナが続伸、パラジウムは反落。
 プラチナ7月限は続伸。時間外取引は、米イランの停戦合意に対する懸念を受けて売
り優勢となったが、ドル高一服を受けて下げ一服となった。ただ戻りは売られた。欧州
時間に入ると、買い戻されて下げ一服となった。日中取引では、イスラエルがレバノン
との和平交渉に合意したことを受けて買い優勢となった。
 パラジウム6月限は欧州時間に買い戻されたが、日中取引で戻りを売られた。
◎LME=全面安、中東不安の再燃で売り優勢もアルミ・銅は小幅安
 アルミ3カ月物は小幅続落。イランは米国との停戦合意の条件としてイスラエルによ
る攻撃停止を求め、これを前提としたうえで2週間の停戦に合意したにもかかわらず
イスラエルがレバノンを攻撃し、イランによるホルムズ海峡の再封鎖を招いたことが買
い支援要因になった。3471ドルで上放れて取引を開始した後も上値を探る動きを展
開。欧州の時間帯には3477ドルの高値まで浮上したが、イスラエルがレバノンとの
直接交渉に合意したと伝えられたことで中東情勢不安が和らぐなか高値を離れた後は下
値探りに転じた。米国の時間帯には3433ドルの安値まで値を落とした後、下値を切
り上げ、小幅安で引けた。
 銅3カ月物は小反落。前日の大幅反発の後で反落に転じ1万2658.50ドルで取
引を開始。イスラエルによる攻撃の停止が停戦合意の前提条件としたうえで米国とイラ
ンの2週間の停戦合意が結ばれた直後にイスラエルがレバノンを攻撃したことが停戦合
意違反とし、イランがホルムズ海峡を再び実質的に閉鎖したことを受けて中東不安が再
燃し、リスク回避の動きが広がった。欧州の時間帯終盤にかけて値位置を切り下げる軟
調な動きとなり、一時1万2536.50ドルの安値まで下落。米国の時間帯を迎える
とイスラエルがレバノンとの直接交渉に合意した伝えられるなか、米株式市場の堅調が
手掛かりとなって買い戻され、1万2715ドルの高値まで浮上する場面も見られた
が、高値では転売が出て、マイナスサイドでの終了となった。
◎NY原油=反発、停戦協議の開始を控えて神経質
 ニューヨーク原油の期近2限月は反発。
 11日から始まるイランと米国の停戦協議を控えて、交渉が難航するとみられている
ことが相場を押し上げた。イランの最高指導者モジタバ・ハメネイ師が声明を発表して
おり、「ホルムズ海峡の管理を新たな段階へ引き上げる」、「われわれは戦争を求めて
おらず、今も求めていないが、いかなる形でも自らの権利を放棄することはない」と述
べ、米国との交渉でホルムズ海峡の管理や、ウラン濃縮の継続など報道されているよう
な10項目を突きつける公算。ただ、米国とイランの停戦合意が発表された後にレバノ
ンを空爆し、300名以上の市民を殺害したイスラエルのネタニヤフ首相が、レバノン
政府との直接的に対話する方針を示したことは相場を圧迫した。
◎シカゴ大豆・コーン=大豆は総じて続伸、コーンは軒並み続落
 大豆は総じて続伸。
 この日発表された米農務省(USDA)の月例需給では25/26年度の期末在庫量
予測は輸出量予測が引き下げられる一方で圧砕量予測が引き上げられた結果、前月と同
量に据え置かれた。圧砕量予測の引き上げがバイオ燃料需要の増加期待を高めたため買
い優勢となった。
 コーンは軒並み続落。
 米農務省(USDA)の月例需給で米国の25/26年度の需給見通しは全項目が前
月と同量に据え置かれたが、世界生産量予測が引き上げられて世界的な需給緩和観測が
示されたことが弱材料となり売り優勢となった。
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