シカゴコーン市況=続落、デイリーの輸出報告も供給面の弱材料が出て

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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              始 値   高 値   安 値   帳入値    前日比
  2025/05     444.75      446.25      438.00      441.00      - 3.00
  2026/07     455.00      456.50      448.50      451.25      - 3.75
  2026/09     459.00      460.50      453.75      456.25      - 3.00
   単位:枚   推定出来高   前日出来高   前日取組高(前々日比)
   先物        未入電         501,000       1,794,786 (- 12,949)

注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所から
電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払っ
ていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後4
時の数字です。
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*米気象庁発表の6−10日予報(4月16日−4月20日)
 コーンベルト西部の気温は平年並み〜上回る。雨量は平年並み〜上回る
 コーンベルト東部の気温は平年を上回る。雨量は平年並み〜上回る。
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 コーンは続落。終値の前営業日比は3.75〜1.25セント安。中心限月の5月限
は3.00セント安の441.00セント。

 この日米農務省(USDA)のデイリー報告で仕向地不明で大口輸出成約が発表され
たものの、アルゼンチンのロザリオ穀物取引所が月報で2025/26年度の同国産コ
ーン生産高見通しを一気に500万トンも上方修正し、米穀物メジャー系取引員のリポ
ートで2026/27年度の中国産コーン生産高について前年度比500万トン増にな
るとの見通しが発表されるなど、相次いで供給面での弱材料が出たことに圧迫された。

 期近の主要限月5月限は444.75セントで取引を開始。アジアの時間帯〜欧州の
時間帯の時間外取引では444〜446セント台のもみ合いで推移した。米国の時間帯
の前半に軟化して440セント台を割り込み、そこでこの日の安値となる438.00
セントを付けた。その後はやや戻して440セント台前半のもみ合いとなった。

 USDAはこの日、デイリー報告で仕向地不明、2025/26年度積みでコーン
12万5640トンの大口輸出成約があったことを発表した。

 アルゼンチンのロザリオ穀物取引所が月報で2025/26年度の同国産コーン生産
高見通し6700万トンと、一気に500万トンも上方修正した。衛星画像で作付面積
を拡大させたことがその背景という。もともとUSDA見通しの5200万トンを大幅
に上回っていたが、それをさらに大幅に上方修正した。

 米穀物メジャー系取引員のリポートによると、2026/27年度の中国産コーン生
産高は3億0620万トンと、前年度比500万トン増になる見通し。ただ今後の産地
の天候が順調に推移することが前提。
*米国産地の天気概況は以下の通り(米農務省の農業天気ハイライトが未更新のため、
民間予報を要約)。
 コーンベルトでは、10日まで活発な前線により降雨が発生するが、11日には前線
の北上でコーンベルトの降雨は止んで気温が上昇する見込み。ただ、来週前半から中盤
にかけて、再び前線により散発的な降雨が予想される。これにより土壌が潤って春作物
にとって恵みとなろう。ただ一部では過剰となり、冠水により作付け懸念が浮上すると
ころもありそうだ。また気温は上昇するが、土中温度が低めのため、とくに北部では今
月いっぱい作付けやその後の発芽が低調になる可能性がある。

 シカゴ小麦は続落。コーン安もあって、小麦も前日の弱気な内容だったUSDAの月
例需給報告の余波が続いた。一方でテキサス州の冬小麦産地の干ばつの深刻さがファー
ム・ジャーナルで報道された(ユーチューブで視聴可能)こともあり下げ幅は抑制され
た。
 中心限月の期近5月限は前日比3.50セント安の571.00セント。
*米小麦産地の天気概況は以下の通り(米農務省の農業天気ハイライトが未更新のた
め、民間予報を要約)。

 プレーンズ北部では、次の低気圧の到来では今週末から高めの気温で散発的な降雨と
なり、それが13日まで続くだろう。また来週後半にもさらに低気圧の到来が予想され
る。頻繁降雨で土壌水分は改善するが。気温が低めのため土中気温の上昇は遅いだろ
う。
 プレーンズ中部および南部では10日まで低気圧が居座るが、11日には北上しよ
う。ただすぐに次の低気圧が到来して来週前半まで居座りそうだ。これらの低気圧によ
る降雨は散発的で、テキサス州などの冬小麦の深刻な干ばつ状況は続く見込み。

 米国南部(デルタ地域)は依然として深刻な干ばつに見舞われている。今週末降雨が
見込まれるが、散発的で土壌水分を改善するには至らず、春作物の作付けや生育に好ま
しくない状況が続く見込み。
今日の材料
・コーンベルトではタイムリーな降雨続き春作物に恵み。ただ土中気温は低め。北部で
 は今月いっぱい作付けやその後の発芽が低調になる可能性。
・プレーンズでは頻繁に降雨。ただ北部では土中気温が低め。テキサス州などの冬小麦
 の深刻な干ばつ状況は続く見込み。
・仕向地不明、2025/26年度積みでコーン12万5640トンの大口輸出成約
 =USDA。
・2025/26年度のアルゼンチン産コーン生産高見通し6700万トンと、一気に
 500万トンも上方修正=ロザリオ穀物取引所。
・2026/27年度の中国産コーン生産高は3億0620万トンと、前年度比500
 万トン増になる見通し=米穀物メジャー系取引員リポート。

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