前週は117.63ドルまで上昇した後、90ドル台まで急反落する展開になった。 イラン戦争による供給不安を背景に、週前半は上値追いの展開になった。しかし、終値 ではイラン戦争開戦後の高値を更新している。しかし、4月7日に米国とイランが停戦 で合意すると急落地合に転じ、安値は91.05ドルに達している。ただし、停戦合意 の条件だったホルムズ海峡の即時開放は実現せず、90ドル台では下げ渋った。 今週も上値の重い展開になろう。ホルムズ海峡の流通改善には時間が必要とみられる が、停戦合意が実現したことで、改めて原油相場を大きく押し上げるのは難しい。改め て投機マネーの流入が活発化する可能性は低い。ただし、90ドル割れからさらに大き く値を崩すのであれば、ホルムズ海峡の流通回復を確認していくことが求められる。一 気に値を崩すことはなく、乱高下を繰り返しながら徐々に値下がりを打診する展開が続 く見通し。米国とイランの停戦協議が破綻するリスクが高まると、反発リスクが高ま る。 予想レンジは87.00〜105.00ドル。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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