NY原油市況=反発、米国とイランの停戦協議は合意に至らず

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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ニューヨーク原油(NYMEX)
              始 値     高 値   安 値   帳入値   前日比
  2026/05     102.00      105.63      97.03       99.08        + 2.51
  2026/06     93.90       96.93       91.07       92.95        + 3.37
  2026/07     88.00       90.50       86.58       88.16        + 3.23
  推定出来高        前日出来高      前日取組高 (前々日比)
     未入電              927,671             2,045,263    ( + 32,272)
                     帳入値  前日比
      ヒーティングオイル    2026/05     383.41    + 7.25
                            2026/06     365.53    + 8.31
         改質ガソリン       2026/05     311.60    + 7.87
                            2026/06     304.29    + 8.77
注:4本値は立会い取引終了までの値段で、立会い取引終了後の電子取引の値段は含み
  ません。電子取引が立会い取引までの高値および安値を更新した場合、相場表の高
  値および安値と市況内の相場表の4本値は異なります。
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 ニューヨーク原油の期近2限月は反発。期近2限月の前日比は2.51〜3.37ド
ル高。その他の限月は0.92〜3.23ドル高。
 週末にパキスタンの首都イスラマバードで米国とイランが停戦協議を実施したが、合
意に至らなかったことが相場を押し上げた。ホルムズ海峡の封鎖解除や核開発問題で妥
協点が見つからなかったとみられている。米国はイランに要求を受け入れさせるため、
イランの港に出入りする船舶の封鎖を開始したほか、トランプ米大統領はイランへ通行
料を支払った全船舶を拿捕する方針で、供給がさらに混乱する見通し。スポット市場で
は北海のフォーティーズ原油が1バレル=148.87ドルまで上昇して過去最高値を
更新するなど、供給不足が一段と強まっている。
 イラン産原油の多くが中国向けで、米軍によるオマーン湾とアラビア海での海洋封鎖
は中国向けのタンカーを拿捕することになるなか、中国の董軍国防相は米国に干渉しな
いよう警告した。中国はイランとの貿易・エネルギー合意を尊重し、遵守するという。
 11日の米国とイランの協議は不調に終わったが、パキスタンなど仲介国は停戦協議
の継続に奔走しており、2週間の一時停戦期間内に対話が続く可能性があることは重
し。今週再び協議が行われるとの観測がある。トランプ米大統領はイランと電話での接
触を続けていることを認めており、イランは合意を望んでいると述べている。また、米
CNNによると米当局者は停戦期限内に2回目の直接協議を実施することを検討してい
るという。
 時間外取引で5月限は105.63ドルまで急伸したが、その後は上げ一服。通常取
引が始まると97.03ドルまで大きく押し戻された。
 改質ガソリンの期近は続伸。ヒーティングオイルの期近は反発。原油相場に連動し
た。
今日の材料
・16日にイランと米国は再度協議へ=ザ・アトランティック
・米テキサス州の渇水が深刻化=米フォーチュン
・USSエイブラハム・リンカーンがオマーン湾付近に展開
・イランはウラン濃縮の停止を検討=NYポスト
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