原油相場は急伸後の急反落と荒れた展開になっている。11日の米国とイランの協議 は決裂し、トランプ米大統領はホルムズ海峡の封鎖に踏み切った。これによって日量 200万バレル規模のイラン産原油の供給も止まる可能性がある。流通問題は一段と深 刻化し、ブレント原油のスポット価格は140ドル台まで上昇している。一方、トラン プ米大統領は合意の可能性に言及しており、その後は米国とイランが2回目の会合を模 索しているとの報道を手掛かりに、WTI原油は先週末の価格水準を下回りつつある。 まだホルムズ海峡の流通問題は一向に解消されていないが、先物市場では問題解決への 根強い期待感が窺える。現物高と先物安のバランスの乱れを、最終的にどのように調整 していくのかが注目される。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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