[今日の視点]貴金属=総じて続落、米大統領が再度イランに警告

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 貴金属は、総じて続落して寄り付く見通し。金はトランプ米大統領のイラン警告を受
けて売り優勢となろう。銀はニューヨーク高を受けて買い優勢となろう。プラチナ系貴
金属(PGM)はプラチナがドル高や原油高、金下落を受けて軟調となろう。
 午前8時10分現在の現物相場は前営業日の引け時点と比べ、金は8.48ドル安の
4777.23ドル、銀が88セント高の7952セント、プラチナが6.40ドル安
の2073.00ドル、パラジウムは9.18ドル安の1537.60ドル。
 午前8時10分現在のドル・円相場は1ドル=158.95/97円で、前営業日の
大引け時点から0.49円の円高。
 先限の寄り付き目安は、金が2万5200円前後、銀は417.0円前後、プラチナ
は1万0500円前後、パラジウムは8000円前後。
【金は米大統領のイラン警告で戻りを売られる】
 金は前週末の海外市場では、イランのホルムズ海峡開放を受けて買い優勢となった。
 金はイランのホルムズ海峡開放が支援要因になった。イランのアラグチ外相は、レバ
ノンでの停戦合意を受けてホルムズ海峡を開放すると述べた。ただ週末にはイランの革
命防衛隊がオマーン沖でタンカーに発砲した。トランプ米大統領は、停戦違反と非難
し、米国の条件を受け入れなければイランの橋と発電所を破壊すると警告した。イラン
は拒否したが、米大統領は米代表団がパキスタンに到着し、さらなる協議に臨むとし
た。また米大統領は、海上封鎖を突破しようとしたイラン船籍の貨物船を米軍が拿捕
(だほ)したと明らかにした。
 米連邦準備理事会(FRB)のウォラー理事は、中東での戦闘によりインフレが短期
的に押し上げられる可能性が高く、金融政策当局は難しい舵取りを迫られるとの認識を
示した。
 銀は前週末の海外市場で、イランのホルムズ海峡開放を受けて買い優勢となった。た
だ週末のイランの革命防衛隊のタンカーに対する発砲やトランプ米大統領のイランに対
する警告を受けて戻りを売られた。
【プラチナはドル高や原油高、金下落で戻りを売られる】
 プラチナは前週末の海外市場では、イランのホルムズ海峡開放を受けて買い優勢とな
った。
 プラチナはイランのホルムズ海峡開放が支援要因になった。イランのアラグチ外相
は、レバノンでの停戦合意を受けてホルムズ海峡を開放すると述べた。しかし、週末に
イランの革命防衛隊がオマーン沖でタンカーに発砲したことや、トランプ米大統領がイ
ランの橋と発電所を破壊すると警告したことを受けて戻りを売られた。
<今日の予定>
・貿易収支 2026年3月速報(財務省)
・独生産者物価指数 2026年3月(連邦統計庁)
MINKABU PRESS 東海林勇行

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