トウモロコシは、調整売り優勢の地合が続いていたが、440セント水準は値頃感が 強い。価格低下で海外需要家からの引き合いが強くなっており、短期需給のタイト感を 背景に改めて下値を固める展開になろう。2025/26年度の在庫にひっ迫感は乏し いが、大きく値下がりすると農家の売り渋りも下値を支える見通し。ベーシス価格は上 昇傾向にある。これから作付け期の天候相場に移行するため値動きは不安定化しやすい が、いずれにしても短期需給要因で下値不安は限定される見通しだ。 大豆は、米国産大豆の輸出は抑制されており、需給目線では上げ一服感が強い。南米 産に中国などの需要は集中している。このため短期的には1200セント台から一段高 を試すことは難しい。ただし、5月の米中首脳会談で中国向け輸出が拡大するとの期待 感が強いことが下値を支える。また、バイオ燃料向け需要は堅調。1100セント台で 横ばいの展開を続けつつ、天候相場の上昇の有無を打診する展開に向かう見通し。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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