合成ゴムの供給に混乱が続いているが、天然ゴム相場は上げ一服感が強くなってい る。ナフサの供給不足から合成ゴムの供給は滞っており、天然ゴムに代替需要が発生し やすい環境に変わりはない。しかし、マーケット全体がイラン戦争の終結期待を織り込 む動きを強める中、天然ゴム相場を押し上げることが難しくなっている。上海でもブタ ジエンゴム相場が調整局面入りし、つれて天然ゴム相場も値下がりしている。原材料価 格の高騰でタイヤ工場などの稼働率が低下していること、これから生産期に向かう季節 要因もネガティブ材料視されている。改めて合成ゴムの供給不安を織り込むのか、イラ ン戦争終結後を織り込むのかが焦点になる。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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