トウモロコシは、調整売り優勢の地合が続いていたが、440セント水準は値頃感が 強く、短期底入れ感が強まる。価格低下で海外需要家からの引き合いが強くなってお り、短期需給のタイト感を背景に改めて下値を固める展開になろう。ベーシス価格は上 昇傾向にある。これから作付け期の天候相場に移行するため値動きは不安定化しやすい が、いずれにしても短期需給要因で下値不安は限定される見通しだ。産地降雨による作 付けの遅れに対する警戒感の織り込みは一時的な上昇リスクにとどまる。 大豆は、米国産大豆の輸出は抑制されており、需給目線では上げ一服感が強い。南米 産大豆に中国などの需要は集中している。このため短期的には1200セント台から一 段高を試すことは難しく、横ばい気味の展開が続こう。ただし、5月の米中首脳会談で 中国向け輸出が拡大するとの期待感が強いことが下値を支える。また、バイオ燃料向け 需要は堅調。1100セント台で横ばいの展開を続けつつ、天候相場の上昇の有無を打 診する展開に向かう見通し。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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