NY原油市況=続伸、一時停戦期限を控えて緊迫感強まる

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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ニューヨーク原油(NYMEX)
              始 値     高 値   安 値   帳入値   前日比
  2026/05     87.89       94.45       87.76       92.13        + 2.52
  2026/06     85.82       92.23       85.50       89.67        + 2.25
  2026/07     82.56       88.31       82.52       85.99        + 2.05
  推定出来高        前日出来高      前日取組高 (前々日比)
     未入電              805,092             1,966,190    ( - 31,610)
                     帳入値  前日比
      ヒーティングオイル    2026/05     372.88    +18.79
                            2026/06     363.59    +19.66
         改質ガソリン       2026/05     320.98    + 9.30
                            2026/06     312.83    + 9.27
注:4本値は立会い取引終了までの値段で、立会い取引終了後の電子取引の値段は含み
  ません。電子取引が立会い取引までの高値および安値を更新した場合、相場表の高
  値および安値と市況内の相場表の4本値は異なります。
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 ニューヨーク原油の当限は続伸。期近2限月の前日比は2.25〜2.52ドル高。
その他の限月は0.05〜2.05ドル高。
 一時停戦期限を控えて、米国とイランの交渉団がまもなくパキスタンの首都イスラマ
バードに集まるとの報道が先週から延々と繰り返されているものの、イランはその意思
を示しておらず、軍事衝突の再開を想定した緊迫感が強まっている。仲介国であるパキ
スタンは交渉開始の障害となっている米国による海洋封鎖の解除を目指しているが、ト
ランプ米大統領はイランに対する圧力を弱めようとしていない。
 引け後、タスニム通信がイランは22日の協議に参加しないという最終決定を下した
と報道すると上値を伸ばした。ただ、一時停戦期限の延長はないと述べていたトランプ
米大統領が態度を翻し、この期限を延長すると発言すると重くなっている。トランプ米
大統領はイランに対する海洋封鎖を継続するが「(イランの)提案が提出され、議論が
何らかの形で結論づけられるまでの間、停戦を延長する」と発表した。
 一方、イランのガリバフ国会議長の顧問は、「トランプの停戦延長の決定は意味をな
さない」、「停戦延長は奇襲攻撃のための時間稼ぎの試みだ」、「イランは現在主導権
を握っている」などと述べた。イランが停戦期限の延長に応じるのか不明。タスニム通
信によると、イランは停戦期限の延長を要請していない。
 時間外取引で6月限は85.50ドルまで弱含んだが、下値は広がらず、通常取引開
始を控えて下げ幅を消した。通常取引開始後は91.45ドルまで上昇。帳入値の発表
後は一時92.23ドルまで上振れした。
 改質ガソリンとヒーティングオイルの期近は続伸。原油相場に連動した。
今日の材料
・現金不足のUAEは米国に通貨スワップなどの救済を要請=米WSJ
・ただ、この救済要請は戦争が続く場合=同上
・米原油在庫の市場予想は前週比100万バレル減
・米石油協会(API)が引け後に発表した米週間石油在庫統計
・原油在庫は前週比447万バレル減
・ガソリン在庫は前週比516万5000バレル減
・留出油在庫は同459万バレル減
・オクラホマ州クッシングの原油在庫は前週比67万8000バレル増
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