NYプラチナ市況=反発、米大統領の停戦延長発表で

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
            始 値   高 値   安 値   帳入値   前日比
 プラチナ   (26/ 7)  2035.3     2106.7      2033.1      2088.1    + 47.3
         (26/10)  2062.0    2124.4      2062.0      2106.9    + 46.8
 パラジウム  (26/ 6)  1549.50    1588.50     1549.00     1556.20   + 15.50
         (26/ 9)  1593.00    1604.50     1581.50     1579.60   + 15.20
           推定出来高  前日出来高  前日取組高    (前々日比)
 プラチナ           9,103         11,751        61,997       (-  1,025)
 パラジウム          2,560          2,766        14,921       (+     17)
 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か
ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払
っていますが、最新データは相場表でご確認ください。
=======================================
・NY為替   円    ユーロ  ・NYダウ          49,490.03  + 340.65
     前日  159.39/41   1.1741/43   ・ナスダック         24,657.57  + 397.61
     本日  159.45/47   1.1705/07   ・10年米国債利回り      4.29  +   0.01
・NY原油  (26/ 6)   92.96 + 3.29  ・SPDR保有金残高  1,059.76  -   0.86
注:SPDRの保有金残高は前日発表の数値。本日付けはニューヨーク時間の午後6時(日
本時間の翌日の午前8時)に更新予定。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 プラチナ系貴金属(PGM)は反発。前日比はプラチナが45.7〜48.3ドル
高、中心限月の7月限が47.3ドル高、パラジウムは11.80〜15.50ドル
高、中心限月の6月限は15.50ドル高。
 プラチナ7月限は反発時間外取引では、米大統領の停戦延長発表や金堅調を受けて買
い優勢となった。欧州時間に入ると、もみ合いとなった。日中取引では、序盤の買いが
一巡すると、イラン戦争の長期化見通しを受けて上げ一服となった。
 パラジウム6月限は米大統領の停戦延長発表や他の貴金属の堅調を受けて買い優勢と
なった。
 プラチナ7月限は時間外取引を2033.1〜2094.0ドルのレンジで推移し、
前日比44.0ドル高の2084.8ドルとなった。7月限は安寄りしたのち、米大統
領の停戦延長発表や金堅調を受けて買い優勢となった。欧州時間に入ると、もみ合いと
なった。
 日中取引では、買い戻されて2106.7ドルまで上昇した。その後は、イランがホ
ルムズ海峡で船舶を拿捕し、戦争長期化の見方を受けて戻りを売られた。2074.2
ドルで押し目を買われたが、買い一巡後は上げ一服となった。
 トランプ米大統領は停戦延長を発表し、港湾封鎖は継続するとした。ガリバフ国会議
長の顧問は、港湾封鎖の継続は爆撃と何ら変わらないとし、軍事的対応で応じなければ
ならないと警告した。イランは、原油輸送の要衝であるホルムズ海峡で船舶2隻を拿捕
し、同海峡に対する支配を強めた。
 パラジウム6月限は、時間外取引を1549.00〜1588.50ドルのレンジで
推移し、前日比29.80ドル高の1570.50ドルとなった。6月限は高寄りした
のち、米大統領の停戦延長発表や他の貴金属の堅調を受けて買い優勢となった。欧州時
間に入ると、上げ一服となった。
 日中取引では、イラン戦争の長期化見通しや他の貴金属の上げ一服を受けて戻りを売
られ、1552.00ドルまで下落した。
 21日のナイメックス指定倉庫在庫は、プラチナが前日比4957オンス増の50万
3574オンス、パラジウムは変わらずの23万9652オンス。
今日の材料
・3月の英消費者物価指数(CPI)は前年比3.3%上昇した。上昇率は市場予想通
りで、2月の3.0%から加速。中東戦争による物価への影響が初めて表れた形だ。
・4月のユーロ;圏消費者信頼感指数速報値はマイナス20.6と、前月のマイナス
16.4から4.2ポイント低下した。
・欧州中央銀行(ECB)のチーフエコノミストであるレーン専務理事は、イラン戦争
がユーロ圏経済に及ぼす衝撃が一時的なものか、それともより深刻なものかは、紛争が
どれくらい続くかが明らかになるまで判断できないとの見方を示した。
・ドイツ政府は、米・イスラエルとイランの交戦による原油やガス価格の高騰を受け、
2026年と27年の成長見通しを0.5%、0.9%とし、従来予想の1.0%、
1.3%からいずれも下方修正した。一方、インフレ率は26年に2.7%、27年に
2.8%とそれぞれ引き上げた。
・イランは、原油輸送の要衝であるホルムズ海峡で船舶2隻を拿捕し、同海峡に対する
支配を強めた。
・米国との交渉を主導するイランのガリバフ国会議長は、米国がイラン港湾封鎖という
違反をしない場合のみ、完全な停戦は意味があると述べた。
・イランのペゼシュキアン大統領は、米国のコミットメント違反やイランの港湾封鎖な
どが「真の交渉」への主要な障害になっているとの認識を示した。
MINKABU PRESS

このニュースの著者

MINKABU PRESS

みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。