NY原油市況=続伸、不穏な報道に神経質に反応

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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ニューヨーク原油(NYMEX)
              始 値     高 値   安 値   帳入値   前日比
  2026/06     92.90       98.39       92.30       95.85        + 2.89
  2026/07     88.19       92.94       87.59       90.82        + 2.44
  2026/08     84.19       88.33       83.70       86.54        + 2.11
  推定出来高        前日出来高      前日取組高 (前々日比)
     未入電              768,202             1,958,030    ( + 2,054)
                     帳入値  前日比
      ヒーティングオイル    2026/05     398.82    + 5.03
                            2026/06     386.77    + 5.16
         改質ガソリン       2026/05     346.21    +10.42
                            2026/06     333.42    + 8.58
注:4本値は立会い取引終了までの値段で、立会い取引終了後の電子取引の値段は含み
  ません。電子取引が立会い取引までの高値および安値を更新した場合、相場表の高
  値および安値と市況内の相場表の4本値は異なります。
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 ニューヨーク原油の期近は続伸。期近2限月の前日比は2.44〜2.89ドル高。
その他の限月は0.74〜2.11ドル高。
 米国とイランの和平協議が停滞し、ホルムズ海峡の解放が見通せず、供給不足から世
界の石油在庫が減少を続けていることが相場を押し上げた。イラン戦争や和平協議を巡
るヘッドラインが中東プレミアムを変動させ、相場を左右する展開が続いているが、米
国の海洋封鎖によりイラン産原油の供給が制限されるなかで供給不足は強まっている。
 イランの首都テヘラン付近で、敵対的な目標に対して対空防衛システムが作動したと
伝わったことや、ガリバフ国会議長が米国との交渉担当から退くとの報道も買い手掛か
りとなった。ただ、イスラエルはイラン攻撃を否定してるほか、対空防衛システムの作
動についてはテストとの報道がある。ガリバフ国会議長の去就について公式の発表はな
い。
 イスラエルのカッツ国防相はイラン再攻撃に備えており、米国の許可を待っていると
述べた。ハメネイ王朝の完全排除と、イランのエネルギー・電力施設破壊を目指すとい
う。米空母USSジョージ・ブッシュはまもなく中東に到着する。
 時間外取引で6月限は97.22ドルまで急伸した後は失速。通常取引開始を控えて
マイナス圏で推移する場面もあった。ただ、通常取引が始まると買いが持ち直し、
98.39ドルまで上値を伸ばした。
 改質ガソリンとヒーティングオイルの期近は続伸。原油相場に連動した。
今日の材料
・モジタバ・ハメネイ師は回復中だがさらなる外科手術が必要=米NYT
・イランには「強硬派」も「穏健派」もいない=ペゼシュキアン・イラン大統領
・11兆ドルの凍結資産が解放されるまでホルムズ海峡を閉鎖=アラグチ・イラン外相
・モジタバ・ハメネイ師の側近(強硬派)とイラン政府当局者(穏健派)が対立=イラ
ン・インターナショナル
・米国とイランの協議がまもなく突破口を迎える可能性=RIA
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