●週間見通し穀物、原油高と天候不順だと底固い=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 前週は、トウモロコシ相場が460セント台中盤までじり高の展開になった。良好な
輸出環境が下値を支えたことに加えて、原油高の支援もあり、下げ一服後の反発局面が
続いた。また、産地が雨がちな天候になったため、作付け作業の遅れが警戒されたこと
もポジティブ。大豆相場は1100セント台後半で小動きになった。原油高連動で買い
が膨らむ場面も見られたが、決定打を欠いており、大きな値動きには発展しなかった。
 今週も、トウモロコシ相場は底堅い展開になろう。原油相場の動向次第で乱高下する
リスクを抱えるが、良好な輸出環境の下値サポートが続く見通し。特に産地で作付け作
業の遅れが警戒されると買い安心感が強まり、上値追いの展開になりやすい。ただし、
原油相場の急落、産地天候改善といった動きが重なった際には、450セント割れに向
かう可能性がある。大豆は1100セント台後半で売買が交錯しよう。輸出低迷で先高
観は乏しく、原油高が続いても若干の上振れリスクに留まる見通し。5月に米中首脳会
談が予定されており、大きな値動きに発展する可能性は低い。
 予想レンジは、トウモロコシが450〜475セント、大豆が1155〜1200セ
ント。
(マーケットエッジ・小菅 努)

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