●週間見通し金、原油高が続くと調整売り=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 前週は4700ドル台中盤までじり安の展開になった。イラン情勢の先行き不透明感
から改めて原油相場が地合を引き締めたことで、インフレ懸念から米金利上昇・ドル高
が進行したことが嫌気されている。米国とイランの協議は開催されず、原油流通の混乱
が長期化するリスクが警戒された。金上場投資信託(ETF)買いの動きも一服してい
る。安全資産としての売買は求められず、専ら原油相場の動向、それが米金利・ドルに
どのような影響を及ぼすのかが注目されている。
 今週もイラン情勢次第になる。原油相場の上昇が続くと、米金利上昇・ドル高も続
き、4600ドル水準まで一段と値下がりするリスクがある。特に原油高が加速する
と、金相場の下振れリスクは高まる。ただし、米国とイランの再協議の見通しが立ち始
めると、原油相場が反落し、米金利低下・ドル安から逆に押し目買い優勢の展開にな
り、4800〜4900ドル水準が打診される見通し。中国がメーデーの大型連休を控
えていることには注意が必要。米連邦公開市場委員会(FOMC)もイベントリスクに
なるが、金融政策見通しの不確実性は解消されない見通し。
 予想レンジは4600〜4900ドル。
(マーケットエッジ・小菅 努)

このニュースの著者

MINKABU PRESS

みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。