[今夜の視点]海外原油=上昇へ、タスニム通信の報道に米国は反発か?

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 時間外取引でニューヨーク原油6月限は前日比1.58ドル高の95.98ドルで推
移。本日これまでのレンジは94.99〜96.68ドル。
 今晩の海外原油は反発へ。米国とイランの協議が難航していることが相場を押し上げ
るだろう。先週末には両国の直接協議期待が一時的に高まったが、再び空振りに終わっ
た。海洋封鎖を実施し、威嚇や圧力なしに交渉できない米国に対して、イランは依然と
して距離を置いている。タスニム通信が、イランは核開発プログラムに関する交渉を一
切行う意思がなく、協議は戦争の終結、制裁の解除、補償、封鎖の撤廃に限定されると
報道したことは米国の反発を招く可能性が高く、原油相場を押し上げそうだ。
 イラン戦争が始まった当初、トランプ米大統領はイランの反米政権の転換や、イラン
最高指導者の選出に関与すること、ミサイル開発の制限、ウラン濃縮の完全停止、濃縮
ウランの引き渡しを求めていたが、議題は全く違う方向に向かっている。
 トランプ米政権にとって、核開発協議を一時的にでも取りやめるという選択肢はあっ
てはならない。イランに対する敗北宣言にほかならないためである。ただ、米国は原油
高の再開や再衝突は望んでいないように見える。トランプ米大統領の判断を確認した
い。
<今夜の予定>
◆ 南アフリカ ◆
【休日】--:-- 自由の日
◆ アメリカ ◆
【農産】4/28 00:00 週間穀物輸出検証高(USDA)
【農産】4/28 05:00 週間穀物生育進度・作況状況(USDA)
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