原油高環境では売られる展開が続いている。イラン情勢野先行き不透明感が原油高を 促すと、インフレ懸念から米金利が上昇し、それが金相場を下押しする。米連邦公開市 場委員会(FOMC)を控えたイベントリスクもあってドルの値動きは限定されたが、 原油高環境で米金利上昇を回避することはできなかった。 前週の金上場投資信託(ETF)投資残高は前週比で10.5トンとなったが、減少 したのは北米の14.1トンだった。欧州とアジア地区は小幅ながら買い越している。 北米投資家が米金利上昇・ドル高を強く警戒していることが窺える数値になっている。 裏返すと、この動きが一服すると、改めて北米投資家が金ETFを購入する動きが、4 月上旬に見られたような金相場の上昇を促す可能性が高い。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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